鼓動


頭がクラクラする
身体が熱くて重いような気がする
目の前が霞んで仕方がない
顔も火照っている様な・・・
その上、寒気がする・・・

相棒の様子がおかしかったので
急遽 俺が表に出たけど
何とも言い難い辛さ
こんな時にかぎって城之内君と杏子はバイトでHRが終わると
同時に帰ってしまった。
本田君も用事があるとかで帰ってしまった。

フラフラする足取りで遊戯は、家に向かって歩いていたが
最悪な事は、重なるもので
見知らぬ奴にデュエルを申し込まれた
体調が万全なら受けてたつのだが
如何せん体調は、良くないので断ったら
しつこく食下がって来る
マインドクラッシュを食らわしたい所だが
そんな余裕は無い
相手に両肩を掴まれてしまい
そのまま思いっきり揺さぶられ
眼の焦点が合わず
気持ちが悪くて仕方が無い

「貴様!!そこで何をしている!!遊戯からその汚い手を離せ!!!」
聞き慣れた声
天の助け・・・かと思った。
俺を揺さぶっていた手が離れ相手のデュエリストが急に青褪めて走り去ったが
いきなり手を離された俺は、バランスを崩し不様に後ろへ倒れた。
倒れた・・・・と思ったが
ボスッ・・・
何か大きいモノによって支えたれた

「遊戯!!顔が赤いぞ!それに身体が熱い!熱があるのでわ・・・」
「海馬ぁ〜?」
遊戯の赤い顔  潤んだ瞳
あまりにも綺麗過ぎる!!
このまま屋敷に連れて帰り私室に閉じ込めてしまいたい衝動にかられそうになりながらも
激しくなる鼓動を激しくなる思いを抑えながら・・・
むしろ今、欲しいと思えて来て仕方がない
「海馬ぁ〜??」
蒼い瞳に熱が篭りだしたのを見て思わず
綺麗だ と思った
ドキドキと鼓動が高鳴る
震える手で海馬の顔に触れた
そこまで覚えているが そこから先の記憶が無い
海馬いわく熱が上がりそのまま気を失ったらしい



う〜ん悩みましたよ〜
即興で書いてしまいました。


戻る