眼 |
あまり気にしなかった事なんだがヘルモスが何気なく俺に 言った一言 『クリティウスって何時もティマイオスの右側にいるよな』 それを言われて初めて気が付いた 確かにクリティウスは、俺の右側に居る・・・ 俺は、それを当たり前の様に感じていた。 「ティマイオス・・・何を考えている?」 俺を覗き込むクリティウスに 「いや・・・何も・・・」 「他所に気を移していると薬草を見逃してしまうぞ」 そう俺達は、薬草を採りに森に入っていた。 俺は、クリティウスの右側に回ってみたが何故かクリティ ウスは、俺の右側に立ち位置をかえる 何回もクリティウスの右側に回るがその度にクリティウス は、俺の右側に立つ 不思議に思いクリティウスに尋ねると 「俺がティマイオスの右目だから右側に居るのは当然だ ろ?」 何か当たり前のように言われ俺は、気恥ずかしくなった。 |
お題が「眼」だったのでティマイオスの右目のかわり・・・
眼を舐めるのもよかったかも・・・(眼舐めるなんて変態じゃんオレ)
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