料理
長身で整った顔立ち・・・
何時見てもクリティウスはカッコイイと思う
女の子達が騒ぐのも判る気がする
手先が器用で自分で裁縫とかもする
その上 料理が旨い
それに引き換え俺は、小さいし目が大きい
よく女の子に間違われてしまいよく男共に声を
かけられてしまう・・・
その上 不器用だ・・・
今日は、クリティウスの為に手料理でも・・・と思っ
たのだがクリティウスと止められてしまった。
(当然だ!!剣以外の刃物なんか持たせてみろ
食材を切る前に自分の指を切る可能性がある!!)
いろんな事を頬杖を付きながら考えていると厨房から
クリティウスがエプロンを着けたまま料理の乗った皿を
持って来た。
それをティマイオスの前に置くと
「お前の口に合うように味付けをしておいたぞ」
俺の口に合うようにってどんな味付けなんだ???
そう思いながら一口 口に入れてみた・・・が
あっ甘い!!!
何なんだこの甘さは!!
料理が旨いハズのクリティウスらしくない!!
俺は、魚の様に口をパクパクさせていると
「甘党のお前にあわせてみたんだが・・・」
バン!!
「クリティウス〜!!野菜炒めを甘くしてどうするんだ!!」
ティマイオスは、机を強く叩きながら立ち上がると
クリティウスがシレッとした表情で
「お子ちゃまの口には、丁度いいと思ったのだがな」
お子ちゃま・・・誰がお子ちゃまなんだ〜!!
「せめて甘酢あんかけ風にでもしてくれったていいじゃないか!!」
半泣き状態の声で言うと
クリティウスは、慌ててティマイオスの傍に行き
そのままティマイオスを抱き締めながら
「ティマ・・・泣くな」
「泣いてないぜ」
「悪戯が過ぎた スマナイ」
そう言ってティマイオスの顔中をキスしまくりそのまま
ティマイオスの唇に己のを重ねた。
「ん・・・・」
口内を蹂躙され俺の意識は、朦朧としてきだしそのままベッドへ・・・
結局 俺は、見事にクリティウスに料理されてしまった。
これは、元々 私が見た夢をアレンジして書いてみました。
夢の中では、野菜炒めを作っているクリティウスの手と
それをまっているティマイオスしか出ていなかったんです。
いや〜それにしてもクリティウスのエプロン姿見て見たいよなぁ〜
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