傷嘗め(ティマイオス)
クリティウスの腕の中でヤツの熱に貫かれ揺さぶられ・・・
俺は止めど無く擦れた声を出す
「気持ちイイ・・・」「もっと・・・」と
そして身体の深き所でクリティウスが吐き出す熱に幸せを
感じ自分もまた熱を吐き出す・・・
クリティウスが俺に与えてくれる快楽は俺の心を傷付ける
俺を抱き締めるこの腕は、何時かは出会う伴侶を抱き締め
俺を貫くこの熱は、何時か出会う女を貫く・・・
当たり前のようにクリティウスの隣に眠り
当たり前のようにクリティウスの子を産む

クリティウス・・・お前は俺の心を見たらそっと唇を近づけて
傷を嘗めてくれるのだろうか?
お前自身が付けた心の傷を・・・

傷嘗め(クリティウス)
俺の腕の中で擦れた声で喘ぎ濡れた身体で快楽を貪る・・
俺が与える熱によって潤む蒼き隻眼・・・
情事の最中時折ティマが何かに心を奪われる事がある
俺だけを見て欲しい・・・
俺だけを感じて欲しい・・・
俺だけの傍に居て欲しい・・・
そんな思いを身体で激しくティマに訴えかける
ティマが意識を失くしても・・・

意識を失くしたティマの髪を撫でながら
右目の傷を嘗める・・・
まるで傷を癒すかのように

全然エロくないです。
むしろ暗い・・・
エロにしたかったのに・・・
(クリティウス)の方なんかクリティウスの気持ちを
書くつもりが全然感情移入されてないし・・・
でも表には置きにくい・・・




戻る