嫉妬 -Vol.1-
バトルシティの最中グールズによって城之内君と杏子が拉致された。
2人の身を案じていると海馬が珍しく城之内君達を探してくれると
言ってくれたのでその言葉に素直にのった。
オレ一人では、探し出せないし海馬にしてみたらたった一人の肉親である
モクバを杏子が助け出してくれたから・・・その代わりなんだろう
本当に弟想いな兄貴だ
ヘリの中 海馬にグールズの事を聞かれオレは自分の知りうる事を話した。
確証は無いがオレが古代のファラオで在る事
そしてマリクは、ファラオの記憶を護る墓守で在り
そのファラオの記憶ね為に一族を苦しめて来たオレを亡き者にしようとして
いる事・・・
その為に城之内君や杏子を拉致した事
その全てを話した。
城之内君とこのバトルシティで交わした約束も・・・
2人の身を案じる遊戯だったが海馬にとって不愉快でしかなかった。
「モクバこのままKCへ戻るように操縦士に伝えろ」
「兄さま?」
「海馬?」
急な海馬の言葉に驚くモクバと遊戯だったが
「フン 忘れ物をしたのだ」
「兄さまが忘れ物って珍しいね」
そう言いながらモクバは、操縦士にKCに向かうように指示を出す。
海馬何を考えているんだ?
この用意周到な男が忘れ物をするなんて考えられないし有り得ない
遊戯が海馬の心の中を探ろうとしているのは、その紅い瞳を見れば海馬には一目瞭然
しかしその心中を察する事は、この男相手に簡単な事では無い
この男は、KCの総帥としていろんなきな臭い連中を相手にしているのだ
そうそうと自分の心内を見せる訳が無い
見せてしまえばKCは、失墜してしまうし乗っ取られる可能性だってあるのだから
そんな遊戯の視線に
「用が済めば貴様の御友達の所までちゃんと案内してやる」
モクバがこの場に居なければ
ここで遊戯の躯に刻み込むのに
しかし海馬の思い等知らない遊戯は、何か裏が在ると思いつつも頷くしかなかった。
遊戯 貴様の口から俺以外の名など聴きたくは無い
何故そんな俺の気持ちが解らんのだ
貴様が誰のモノなのかその身に思い出せてやる
その記憶ら忘れない様にな
ヘリは、KCの屋上に設けられたヘリポートに着地した。
「モクバは、このまま待っていろ
遊戯貴様は、着いて来い」
「判ったよ兄さま」
「海馬 オレもモクバとココで待っているぜ」
「遊戯 行って来てこいよ
留守番ぐらいオレにだって出来るんだから」
モクバに急かされ遊戯は、仕方なく海馬の後を追った。
兄さま御機嫌斜めだぜ・・・
遊戯 兄さまの御機嫌直してくれよ〜!!
海馬は、無言のまま社長室に入った。
遊戯もその後に続いて入ると急に海馬に腕を捕まれそのままソファに投げ倒された。
「うわぁ!!っつ・・・海馬!!何するんだ!!」
海馬は、遊戯に気付かれる事ないようにそっとドアの鍵をかけ遊戯の傍に歩みよる
「何をする・・・だと?そんな事 決まっているだろう?」
海馬は、遊戯を押し倒しそのまま馬乗りに
「いや・・・今は、こんな事してる場合じゃないぜ!!」
細められる蒼い瞳 そして微かに上がる口角
「何をされるのか解っているようだな
それなら好都合と言うもの」
海馬の手がタンクトップの裾から入り込み脇腹を撫で上げる
「・・・あっ・・・」
思わず上がる声に
「こんな所を撫でただけで感じているのか?本当に貴様は、敏感だな」
更に上へと撫でて行くと胸の所にある小さな飾りに行きついた。
胸を搾乳するかのようにキツク揉みあげると遊戯の小さな口から漏れ出す苦痛の声
だがその声は、嫌がるモノでは無い 感じている声の方だ
紅潮する遊戯の顔に欲情する
遊戯のズボンのベルトを乱暴に取り除きズボンと下着を一緒に脱がせる
微かにだが遊戯の陰茎が鎌首を持ち上げかけていた。
海馬は、そこに触れる事無く遊戯をうつ伏せに寝かせると腰を高く持ち上げ硬く窄まった
穴を舐めあげた。
「あぁぁ・・・かいばぁ・・・そんな・・・汚い・・・」
「そうか汚いか・・・ゆっくり解きほぐしてやろうと思ったが必要無いようだな」
「え・・・?」
ガチャガチャ・・・
と海馬のベルトが外されファスナーが下ろされる音が聞こえて来た。
「遊戯 貴様が望んだ事だしっかり受け止めろ」
そう言うとまだ緩んでいない穴に海馬は、自分の陰茎を差し込んだ。
その痛みといったら言葉に言い表せない程の激痛
あまりの激痛に遊戯の意識が飛びそうになった。
その痛みは、海馬とて同じはず・・・
それなのに海馬は、抜き差しをしだしたのだ
引き攣る様な痛み
微かな鉄の匂い
海馬の下腹部が遊戯の尻に当たる音
何故海馬は、こんな無体を強いるのか?
何故何時もの様にSEXをしてくれないのか?
まるで何かに怒っているかの様に・・・
怒る・・・?まさか海馬は、オレが城之内君達の事を話したから?
親友の身を案じたからなのか?
激しく衝きあげらる度に痛みの中に隠された快楽が遊戯を襲う
海馬の腰の動き合わせて遊戯の腰が動き出す。
痛みを訴えていた声が喘ぎ声に変わる
海馬の陰茎を最奥に誘い込む様に蠢く中道
その全てが海馬だけのモノ
遊戯の中に刻み込まれる海馬の全て
ああ・・・海馬 オレの全てがお前のモノだと言っている・・・
そしてそれをどうやってお前に知らせられるだろう
俺の感情に嫉妬なんて言葉があったとは・・・
しかも貴様だけにしか適用されない
貴様は、俺だけのモノ・・・
未来永劫・・・
今回は、読みきりです。
「嫉妬」シリーズなんてのもいいかなぁ〜なんておもってみたりして
ちなみに今回のは、以前ブログに書いたヤツの加筆修正です。
加筆修正して余計ややこしくなったよ〜(T_T)
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