43.寝惚けて
久しぶりに遊戯と交わされる情交 
身をよじり喘ぎ悶える小さな躯を組敷き限界まで開かせた足の
間に身を進ませドロドロに溶けて色づいた孔目掛けて己が熱
を突き刺し揺さ振り吐き出される白濁の液 
一度の解放で満足する筈も無く何度と無く互いを貪りあう 
心地良い疲れが全身を襲う 
元々海馬より体力の無い遊戯は極限を越えまどろみの中
紅い瞳を閉じ微かに寝息をたてだす 
そんな遊戯を胸に抱き締め閉じられた瞼の上に軽くキスをする
そして期待する 
滅多に見る事が出来ない
己が欲に貪欲なもう一つの遊戯になる事を欲と言ってもこの場
合は性欲  
しかももう一人と躯が離れた後にその顔を出して来たのだ 
どうやらもう一人の遊戯はこいつの性に対しての欲望を抑制を
させていたのだろう 
それが解禁となれば性に対する欲望が鎌首を持ち上げるのは
必然的な事
素直に己が性欲を受入たらいいのに意識がある内は理性に
邪魔され素直になれないでいる様だ
だが今は,その理性も深き眠りの中何も抑制するモノが無い
「さぁ目覚めるんだ遊戯の身の内に眠りし欲望よ」
囁く様に呟く 
この欲望が顔を出すのか出さないのかは全く判らないそれでも
根気よく待つ 
否待つフリをしてこの寝顔を楽しんで居るのかもしれない

「うんん・・・」
微かに動く瞼・・・期待に胸が高鳴る
「か・・・ぁいばぁ?」
潤んだ紅い瞳が薄っすらと瞼から覗く
「遊戯 どうしたんだ?」
「う・・・ん」
まだ眠いのか目元を擦りながら
「キスして」
目元を擦っていた腕は、海馬の首に巻き付き互いの距離が近く
なる
微かにかかる息
「キスして欲しいのか?」
「して」
軽く啄ばむ程度のキス
それがもどかしいのか遊戯の方からキスをしてきた。
互いの唇の端から飲み込めなく流れ出す唾液
キスの間 遊戯の手は海馬の股間に宛がわれ大きさや硬さを
確めるかのように動く
「遊戯 そんなにソレが欲しいのか?」
「ふふふ・・・さぁ〜な」
離された唇と唇の間に銀糸が繋ぐ
海馬が待っていたもう一つの遊戯の顔
性欲に貪欲な方・・・
遊戯は、海馬の首筋に噛み付き吸い付く
「くっ・・・」
微かな痛みに海馬が呻き声を上げると首筋に着く紅い痕
それを見つめながら
「かぁいばは、オレのモノだぜ」
その後も胸元にまで舌を這いまわし胸の小さな飾りを口に含む
と強弱をつけて吸い着く
まるで何時もは海馬が遊戯にしているかの様に
時折覗く遊戯の小さくて可愛い紅い舌
ここまでしている事を素面の遊戯に言うと
「そんなの知らないぜ勝手な事言うなよ!!」
と怒鳴られる
しかし人は、寝惚けてここまで出来るものなのか?些か疑問な
のだが・・・しかしこの情景をまた見て見たいと思うのでそれ以上
の詮索はしない
遊戯の愛撫により海馬の息が上がってくる
あまりにも気持ちがイイのだ
このまま自分が遊戯の襲いかかり全てを貪りたい
しかしそれでは、意味が無い
ここまで積極的な遊戯はそうそうと見れないのだ
遊戯の小さな口に先端が咥え込まれ鈴口に差し込まれる舌先
性欲的な遊戯ならではの口撃は、どんな屈強の男でも落とせる
だろう
それ程までの舌技を披露してくれる
口技に連動して行われる手業
遊戯の口では、限界まで勃起した海馬のペニスを全て納める事
は出来ないので入りきらなっかた所は、片手で緩急を付けて刺
激をしながらもう片手で袋を揉む

「・・・くっ・・・」
もう我慢出来ない・・・

遊戯の後頭部を押さえ無理やり喉に突き刺す
「うぐ・・・・!!」
急に突き刺さったペニスに涙ぐむ遊戯

苦しいのだろう
だが俺のモノをこんな状態にしたのは貴様自身
少しは、我慢をしてもらおう

そう思うと遊戯の喉奥に一滴も残すこと無く精液を注ぎ込む
涙ぐみ噎せ返りながらも海馬を見る遊戯
その口の端から唾液に混じり流れ出る精液
なんと妖艶な事か
「かいばぁココに入れたくないのか?」
そう言って口元を拭わずに遊戯は海馬のペニスを孔に宛がう
ペニスの先だけを差し込まれ息づく孔にゾクっとする
今すぐ入りたいその中を掻き回したい
既に今夜だけで何度イッタのか解らないのに海馬のペニスは硬
度が失われず天を向く
「オレが入れてあげようか?」
その誘いに頷くしかなかった。
ゆっくりと遊戯に孔に誘い込まれる自分のペニス
孔の中は、海馬のモノに絡み付き奥へと誘ってくれる
「あっくっ・・・・・」
あまりの気持ちよさに声を抑えられない
遊戯には「声を殺すな」と言うものの自分だって声を殺してしまう
「かぁいば声殺すな!お前の声聞きたいぜ」
ユ〜ラユラ〜と動く腰だったが時折 海馬が驚く程 激しく動き
そしてまたユックリと動く
遊戯の限界にまで勃起したペニスを前にして何時もなら意地悪く
扱き開放させるのだが今は、それだけの余裕が無い
ユックリな動きと激しい動き・・・
それが何度と無く繰り返され程なくして海馬は、達してしまう
コポコポ・・・
孔から溢れだす精液
暫くして聞こえて来る海馬の寝息
それを耳にして

こんな事 寝惚けていたら出来無いぜ
その事に気付けよ海馬
オレがこんな事をするのは、寝不足のお前を眠らせる為・・・
モクバに余計な心配させるなよ

書いてる本人が寝惚け中・・・
それゆえに相変わらず支離滅裂です。



戻る