嫉妬 -Vol.3-


俺が仕事で忙しく遊戯に構ってやれていないのは否めん 
それゆえにお友達等と言う低俗な輩と一緒に居る事を寛大な気持ちで許していた。 
お友達等と一緒に居る事によって俺以外にさらけ出される遊戯の表情 
それはいたしかたのない事と思っていたが己が躯に抱き付く事を許しあまつさえ頬にキスさせるとわ。 
俺はそこまで許した覚えは無い  
しかもその現場をたまたま社用で出掛けた帰りの車窓から見てしまうとは
否 これが部下からの報告であったとしても俺の怒りは何一つ変わりはしない 
遊戯貴様が誰を必要とし誰を選ぶのか解らせる必要がある様だな 
貴様が結束などと言う繋がりで選ぶ相手が連中だろうとしても最終的に心と躯の繋がりを求める相手は
この俺なのだから 
部下に遊戯を迎えに行かせている間 遊戯にどの様な罰を与え様か考えていると心が昂揚してくる 
貴様が確実に俺を選ぶ方法を・・・ 
偶然に目にした電話 

これなら貴様を・・・ 

冷笑を浮かべるその顔  
きっと彼のそんな表情を遊戯以外の者が見れば恐れおののくか死んでしまうだろう  
その身に纏いし怒りのオーラと冷気によって  程無くして部下によって連れて来られた遊戯 
その表情は俺に対して怒りを現にしている 
怒りによって一段と紅い瞳に魅入ってしまう
その表情によって更に先日の事を思い出す・・・

そう言えば先日 遊戯の携帯に電話した時 知らないヤツが出た事があったな
その事も問い詰めなくては・・・

「海馬!オレを拉致まがい連れて来るのは好い加減にしろ!!
今だって相棒達と一緒にゲーセンでゲームしていたのに・・・」
海馬に不満をぶつける遊戯だったが海馬の蒼い瞳が自分に向ける冷たい視線に語尾が弱くならざる得ない

海馬??

何故 海馬が冷ややかに自分を見つめるのか判らない・・・そう言った表情で居ると
「フッ 貴様の不満は、言い終えたのか?」
変わらぬ表情・・・怖いとさえ思えた。
ゆっくり遊戯に近づくと力任せに遊戯をソファに押さえ込みズボンと下着を下ろすと遊戯の秘部に差し込む異物
「やぁ!!海馬放せ!!」
遊戯は、身を捩り異物の侵入を阻止しようとするもののその抵抗空しく受け入れさせられる
異物を入れ終わると下ろした筈の遊戯の下着とズボンを穿かせ放置すると海馬は、そのまま別の椅子に腰掛けた。
中に入れた異物の存在が気になりそれを出す為に手洗い場に行こうとするもののその存在が邪魔をして立ち上がる
事は、出来てもなかなか1歩が踏み出せないでした。
「海馬!オレの中に何を入れた!」
「遊戯 先日俺が電話をした時 貴様は、何処に居た?」
遊戯の質問に答える気が無い海馬に
「海馬 質問をしているのはオレの方だ!!」
その言葉に海馬は、無言で何かのスイッチを押した。
途端に中の異物が動き出す
それは、弱い振動だったが遊戯の言葉を遮るのには、丁度良く
立っている事が出来ない遊戯は、ソファに逆戻り
以前行為の最中に入れられたバイブの事を思い出すがそれとは、大きさも太さも違うし中での振動の仕方も違う
大きさは、そんなに大きくなく太くも無い振動だって弱い
何か物足りない感じがしてならない
「さて答えてもらおうか遊戯 
貴様は、一体何をしていたのだ?」
「先日???うっ・・・何の事だ?あっ・・・」
弱い振動でも感じてしまう
更なる刺激が欲しい
こんなに弱い振動では無く激しい振動が・・・
それを何時も与えてくれる男は、自分に対し何かしら怒りを向けている
「とぼける気か?2〜3日前貴様の携帯に電話をしたらお仲間以外のヤツが出たぞ
貴様の事だ俺に内緒で他の男とファックしていたのだろうがな」
この男は、何と言うことを言い出すのだろうか
事もあろうに自分が他の男とファックをしていただと
とんでも無い話だ
男が言う2〜3日前の事を思い出すと確か放課後クラスメートに頼まれてデュエルをしていた
デュエル中に携帯が鳴り他の男子生徒が出た事があったが・・・まさかその電話の主が海馬だったとは
「違・・・あっあれは、クラスメートに頼まれ・・・デュエル・・・して・・・あっ・・・信じろよ・・・」
「ほう〜デュエルね・・・他の男に抱きつかれキスを許す男をこの俺が信じると思っているのか?」
他の男とキス?何の事だ?俺にキスをしてくるヤツなんて海馬ぐら・・・
否 スキンシップと称し仲間達と抱きつきあったりしているしその際 頬にキスをされる事も・・・
しかしそれは、海馬が居ない所での話しであって海馬が居る時は、そんな事はしない
もしかして海馬は、オレを誰かに監視させているのでは?
『オレを監視させるな!!』ってあれ程言ったのにこの男は、今尚 自分を監視させているのか?
なら2〜3日前の事も知っている筈なのに・・・
「海馬 オレを監視させているのか?・・・」
「何を根拠にそんな事を言っているのだ?貴様との約束は、今尚守っているのに・・・
そうか貴様は、監視をされては困る様な事を俺に隠れてしているワケか・・・
一応断っておくが貴様が他の男に抱きつかれキスを受けている所は、この俺自身が見た事だ」
何て事だ・・・仲間達に抱きつかれ頬にキスをされている所を海馬に見られていたのか!
気をつけていた筈なのに・・・
しかもこの男は、自分との約束を守っていたとは・・・
だが何故遊戯が自分に抱きつき頬にキスをさせているのが仲間だと断定出来るのかそれは、仲間以外許しては
いない行為だから
今の遊戯は、中で振動しているモノの存在を今は忘れている状態
何とかして海馬の誤解を解かなくては海馬が仲間達に危害を加える前に
「何か言いたい事は、無いのか?
俺は貴様の弁解を聞く為に時間を割いたのだが無い様なら仕事の続きをさせてもらう」
自分が拉致まがいに遊戯を連れて来させたのに
海馬は引き出しから眼鏡を取り出すとそれか掛け書類に目を通しだした。
「海馬 そんなにオレの事が信じられないのか?
だったら何故オレをココに連れて来たのだ?別れを言う為にか?
お前がオレの事嫌いでもオレはお前が好きだから・・・」
予想外な遊戯からの告白
海馬は、驚きと共に遊戯を見ると紅い瞳から溢れ出す涙
「ゆう・・・」
遊戯に近づきその躯に触れようとしたら
「!!!!」
遊戯から抱きつかれ更なる驚き
「海馬がオレの事ほったらかしにしてるから・・・
オレ寂しかったんだぜ・・・オレが寂しがってるから慰める意味で抱きしめてくれるんだぜ
デュエルだって海馬以外に熱くなれない・・・」
更なる告白に海馬は、怒りを忘れ遊戯を抱きしめる
そして今尚遊戯の中で振動を与えている異物の上を撫で上げると
「貴様のココも俺のモノだと言うのだな?」
「あっ・・・やぁ・・・」
今更ながら異物の存在に声を上げる遊戯に海馬は、嫌な笑みを浮かべながら
「何だココに入れていたのを忘れていたのか?」
「海馬ぁそれ抜いて〜そんなのより海馬のがいい・・・」
カチャ・・・ジー
顔を赤らめて自分のズボンをずらす遊戯に海馬は、息を呑んだ
遊戯の瞳は、先ほど泣いたので潤んだ居たのだがその瞳の中には、海馬を求める炎が見受けられる
ズチユ・・・グチユ・・・
抜き取られる異物・・・その異物に感じていたのか遊戯のペニスは、立ち上がり蜜を零している
海馬は遊戯の中に入っていた異物を傍に投げ捨てる
遊戯は、潤む瞳でそれを見て驚きはしたもののその後の刺激に意識を持って行かれる
「あれだけでもココは、感じているのだな」
遊戯のペニスに触れ様としたが遊戯は
「そこよりオレの中に入れて・・・」
ドクン・・・
海馬の心臓が高鳴る
遊戯からのおねだりなんて事の最中でしかしてもらえない
しかもそれは、海馬が強要しての事
「だったら貴様が入れて動いてみろ本気で俺に詫びを入れるのならな」
「うん・・・」
その後は、海馬に言われるがまま遊戯は、腰を振り続けた。
遊戯の意識が無くなるまで
そして意識の無い遊戯の躯を海馬は、暫く貪っていた。
それは、遊戯の中が海馬のペニスが出て行く事を拒むから
海馬自身も中の気持ち良さから抜け出せないでいたから

後日遊戯の中に入っていた異物・・・携帯電話は、海馬が個人で楽しむ為に作られた
コレクションルームのショーケースに飾られていた。


何か嫉妬とは、程遠いモノになってしまった。
しかも普通のエロじゃないし・・・



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