お願い

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闇のデュエリスト ダークネスから解放され
闇のデュエリスト タイタンとデュエルする
明日香をまだ回復しきらない躯で応援した。
その疲れからだろうかまたブラックアウト  
意識を取り戻したのは翌朝 
目を覚まし最初に見たのは最愛の妹
「おはよう兄さん  躯の方大丈夫?」 
優しい明日香の言葉にジ〜ンとしてしまい
思わず抱き締めたが・・・ 
「りょ〜君  何か違和感無く当たり前と言わん
ばかりに自然に明日香の横に立っているのは
何故かなぁ〜?」
久しぶりの妹との抱擁中に目に留まる
「明日香とは付き合っているのだから別に
問題ないだろう」
衝撃の事実にショックを受ける吹雪  

オレが居ない間に明日香に恋人!! 

「明日香は兄さんと亮のどっちが好きなの?」
甘えるかの様に明日香の肩を掴みながら訪ねると 
頬を染めながら 
「兄妹としてなら兄さん  でも男性としてなら亮・・・」 

ガ〜ン!!  
何時 オレの後を追い掛けていた可愛い明日香が〜! 
「亮!まさか明日香に手を出していないだろうな〜!」 
(明日香の尻を撫でながら言うセリフか?
明日香も少し抵抗したらどうなんだ?)
「・・・」
亮からの返事が返って来ない・・・ 
「りょ〜!明日香を喰ったのか!」
「下品な言い方するな!
それに合意の上でヤッタ事
長い間 愛しい妹をほったらかしにしてたヤツにどうこう
言われる筋相なぞ無い!」 

合意の上・・・

普通なら最後の言葉でショックを受ける所なのだろうが
『合意の上・・・』と聞いた時点で吹雪頭の中は、フリーズ
してしまい最後迄ちゃんと聞いていなかった。

「明日香!」
細い両肩を掴まれ驚きながら返事をすると
「するのならちゃんと亮にスキンを着けてもらうんだよ!
避妊は大事だから!」

スパン・・・!!!!
どこから取り出したのか亮は、張り扇で思いっきり吹雪
の頭を張り倒す。
「この年でオジサンって呼ばれたくないから」
それに翔君だって若い内からオジサンって呼ばれるのは
可哀想だよ・・・

真剣に言う吹雪
(兄さんたら気が早いわ〜)
明日香は、頬を染め照れている・・・
(明日香・・・そこは、怒る所だぞ・・・)




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