机の上に飾られた写真・・・
そこに写っているのは、デュエルアカデミア オベリスク・ブルーのカイザー亮
「亮さま・・・」
写真を眺めながら吐かれる甘い吐息
頬を染め 潤んだ瞳
まるで恋しい人でも見ているかの様に・・・
いや彼女は、確かに恋をしていた。
しかも片想い
「どうすれば この胸の想いを亮さまにお伝えする事が出来るのかしら?」
いろいろと考えてみるものの何も想いつかない
寧ろ想えば想う程 胸が高鳴り思考が追い着かなくなって行く
「お菓子でも作ってプレゼントするフリをして告白とか・・・」
『レイが俺の為に?嬉しいよ』
驚きの表情と優しい微笑み
そして・・・
『こう言う手作りのお菓子を作ってくれる女の子が理想なんだ
レイ もし迷惑でなければ俺と付き合わないか?』
突然の告白!!
当然 『嬉しい』と言って付き合う事に承諾
あ〜ん こう言うシチュエーションもいいわ〜vv
しかしここで問題点が発生
「しまった!私 お菓子なんて作った事なんて無い!!」
これじゃ亮さまにプレゼントに乗じて告白なんて出来ない〜!!
いいえ!手作りお菓子以外にも何かイイ案がある筈よ!!
と意気込むものの何も想いつかない
「やっぱり女の子ならではの奥の手を使うしか無いのね」
少し恥ずかしいけど亮さまにこの想いを伝える為だもん手段なんて選んでいられない
『レイ 俺の為にそこまで覚悟してくれていたのか!』
躯のラインが判る程の長くて薄いキャミソール
『こんな方法でしか自分の想いを伝える事が出来なくて
亮さまになら何をされてもいいの・・・』
恥らうレイに亮は優しく抱き寄せ
『レイ 実は俺もレイの事が・・・』
きゃ〜vv そして亮さまと毎日の様に愛し合うの!!
テンション上がりまくりのレイ・・・
ちなみに亮は
「クシュッ!」
「風邪?」
「いや多分噂だろう」
「貴方に想いを寄せる女の子からかしら?」
「俺には明日香が居るのに」
明日香に悪戯をしかける亮
「アアァァン・・・亮ったら・・・」