GAME
ささやかな事で超が付くほど不機嫌な海馬に拉致され
両手を縛られベッドの上に横たわらせられる
否 海馬が不機嫌なのは、オレが原因では無い
会社で部下がミスをしたらしくその怒りと言うか不機嫌
をオレにぶつけているだけなのだが
オレとしは、大迷惑この上ない
だいたいオレは、授業が終わった放課後
何時もの仲間と何時もの様にゲーセンに行っただけだ
それなのに背後からクロロホルムの染込んだハンカチを
鼻に押し当てて嗅がせ皆にバレナイ様にゲーセンから
見事に連れ出したんだ・・・
オレ自身迂闊だと言えば迂闊だった。
手首を縛るネクタイが食い込んで痛い・・・
紅い瞳で海馬を睨むと嬉しそうに目を細め
「何だ？何が言いたいのだ？」
「オレはただ皆とゲームしていただけだ
それなのにお前の機嫌が悪いと言うだけで拉致される
なんて理不尽だ！！」
「それだけか？」
それだけか？だと！！！！
「これを外せ・・・痛いんだ・・・」
両手を差し出す
「断る」
海馬は、ベッド横のサイドデスクの引き出しを開けると
その中から小刀を取り出すと遊戯の傍に行き
黒いタンクトップの裾を掴むと小刀を当て切り裂き
そのまま遊戯のズボンと下着を一緒に下ろした。
「なっ何するんだ！！海馬！！」
余りの事に大声を出すと
「なに貴様とゲームをしようと思ってな
貴様が御仲間とゲーム出来なくて文句を言うから俺が
相手をしてやろうと思ってな」
海馬とのゲーム・・・
気持ちが昂り前後の見境が無くなる事が多い
楽しいのだ
だが今の状況でするゲームってどういうモノなんだ？
何か嫌な予感がする
「どんなゲームなのか内容を聞かせてもらおうか」
「簡単なゲームだ
互いに同じ状態で一言も発する事無く時間を過ごす
だけのゲーム・・・時間は１時間」
警戒していたが大した内容では、無いので遊戯はその
申し出をう承諾した。
海馬も両手を縛った状態でベッドの上に遊戯同様海馬
も全裸だ・・・
時計の長針が１２を指したので
「それでは、スタート」
海馬は、遊戯をベッドの上に仰向けに寝かせると縛られた
両手を器用に使い片足づつ己の肩に乗せた。
それによって海馬の眼前に晒される秘部
恥ずかしくて仕方が無い
海馬に罵声を浴びせ様としたのだが声を出す事が出来ない
それをイイ事に海馬は、遊戯の秘部に何やら冷たいモノを
差し込んで来たからたまらない
だが声を出すわけには、いかない
今は我慢するしかないのだ
秘部に差し込まれたモノが広がり内部を晒す
ヒィッ・・・
慌てて海馬の方を見るとペンライトを当てながら何やら嬉しそうに
内部を見詰めている
俺のモノを何度も咥え込んでいるのになんとも綺麗な色をして
いるな・・・
コイツのここを見れるのは、俺だけだ
気分がイイ
先程迄の不機嫌さは、微塵も無い
自分の顔の横にある遊戯の太腿に軽くキスを何回もする
クスグッタイ・・・
その恥ずかしさが次第に快感に変って行っているのか遊戯の
茎の様な可愛いモノがピクピクと反応している
しかも先端から蜜を零しながら
それを見て思わず＜可愛い＞と思ってしまう
フ〜と軽く息を吹きかけると可愛く反応してくれる
縛られた両手で遊戯のモノを掴み口腔内に収めると舌で刺激を
しだす。
グプジュプジュプ・・・グチュ
と何とも言えない淫靡な音
身体を駆け巡る快楽
耳を塞ぎ音を聞かない様にしたいが耳を塞げない
身体中を駆け巡る快楽を遣り過したいのに遣り過せない
背中に感じる海馬の勃起した熱
見ない様に目を閉じるがそれによって触れられている感覚がリアルに
感じられる
もうどうしようも無い
我慢が出来ない・・・
「・・・はぁぁ・・・・んんんん・・・」
とうとう我慢が出来ずに声を出してしまう
そうなると嬌声が止めどなく出てくる
ああ・・・声を出すと気持ちがイイ・・・
このまま感じていたい
「遊戯ゲームオーバーだな」
そう言うと海馬は、遊戯の秘部に差し込んだ物を取り外し自分の勃起
したモノを一気に差し込む
「はぁぁぁ・・・・・かいばぁ〜もっと・・・もっと奥まで・・・ああああぁぁぁぁぁ・・・」
「クククッ・・・もっと奥まで貴様を犯してやる！！
俺だけを感じ俺以外のモノしか満足出来ない身体にしてやる」
そんな事しなくてもオレは、海馬以外いらない
海馬しかオレを満足させる事は出来ない
甘い気だるさを感じながらベッドに沈み込む遊戯だったが
「かいばぁ〜手首に痕がついたじゃないかぁ〜」
手首にハッキリと付いたネクタイで縛られた痕
「俺にもついているが？」
「それは、お前が自分で縛って付けたものだろ」
どうやら海馬の不機嫌は、良くなったようだ
「そう言えば何で海馬だけ動いたんだ？
オレと同じ状態でする筈だったんじゃ・・・」
「俺は＜同じ状態＞とは言ったが＜動くな＞とは言って無い
動くことに関して問題無い筈だが？」
貴様が唯単に万人に愛される超受け体質なだけ・・・
それに自覚が無いとは、御目出度い性格だぞ
確かに海馬は＜動く＞事を禁じて無い・・・
オレの思い込みだったのか？？？？
もうこのゲームは、したくない
相棒にバレタ時の事を考えると怖い・・・
二心別体なのに今尚表ちゃんの言いなりになっている闇遊
もしこんなゲームがされたら確実に遊戯の負け決定なのに・・・
それに気が付かない闇遊さん
ちなみに遊戯の秘部に差し込まれたのは、クスコです。
（クスコネタ第二弾！）
戻る
