迷子の子犬

  • 「だぁ〜腹へった〜何か食いてぇ〜」
    池から上がった十代の第一声・・・
    十代は夜空を見上げ先日の不思議な体験を思い出す。
    <ネオスヘペース>の力を得てモンスターをパワーアップさ
    せる新たなE・デッキ
    しかもキャラクターをデザインしたのは、幼き頃の自分・・・
     
    海馬Co.の企画に参加した時に描いた物
    それがカプセルに入れられて宇宙に飛ばされた事を思い出す。
    そのキャラクターがカードとなり今自分の手の中に・・・
    カードを手にした時のドキドキ感がカードを見る度に思い起される
     
    「十代君元気そうだねvvv」
    森の中から聞こえて来る声に驚きながらも振り返ると三段重を
    片手に満面の笑顔の男が近づいてくる
    「ふっ吹雪さん!!!どうしてココに?」
    「う〜んvvvそんなの簡単だよ〜僕は、恋の魔術師ブリザード・
    プリンスだからね
    自分の愛しい恋人が何処に居るかなんて直ぐ判るよ〜vvv」
    テンション高々の男に十代は、気後れしながらも
    「それより・・・どうしてココに?もしかして迎えに来てくれたとか?」
    「まさかぁ〜十代君がお腹を空かしているんじゃないのかなぁ〜って
    思ってお弁当を作って持って来たんだよ〜」
    そう言って十代の前に差し出される三段重
    蓋を開けると、三角おにぎりと俵型のおにぎりがびっしりと入って
    おり2段目には、タコさんウィンナー・から揚げ・メザシ・玉子焼き
    3段目には、ウサギリンゴにその他いろんな果物が一口サイズに
    切られて入っていた。
    お腹が空いている十代は、おにぎりを掴むと美味しそうに頬張りながら
    から揚げやメザシを口に運ぼうとしている
    彼がどれだけお腹が空いているのかが窺い知れる
    「そんなに頬張らなくてもおにぎり達は、逃げたりしないよ」
    そう言いながらお茶の用意をする吹雪
    あれだけ頬張れば必ず喉に詰まる筈・・・
    そして案の定・・・
    「ゲホゴホ・・・」
    「はいお茶」
    差し出されたお茶を飲みながら
    「ふぅ〜お腹が空き過ぎてたから」
    休む事無く動く口と手
    三段重の中は綺麗さっぱりと無くなっており草の上にねっころがる十代
    「お腹がいっぱいになったみたいだね」
    三段重を片付けながら尋ねると
    「くぅ〜上手かったぜ〜」
    そんな十代を微笑ましく眺めながら
    「だったら今度は、僕が御馳走になろうかなぁ」
    十代を覗き込むと
    「オレが吹雪さんに御馳走出来るんだったら今頃オレは、お腹を空か
    せてないぜ」
    食べる事が出来ないからお腹を空かせて居たのに・・・
    チュッ・・・
    軽く触れる程度のキス
    「なっ何するんだ〜!!!!」
    急に茹蛸の様に真っ赤になる十代に
    「僕が御馳走になるのは、十代君自身だよ」
    クチュチュク・・・
    何度も重ね角度を変える度にその深さを増すキス・・・
    十代は、抵抗する事を忘れ口付けに酔っていると胸の飾りを摘まれる
    「・・・んんん・・・・ふぅ・・・ん・・・ん」
    身体を駆け抜ける甘い痺れ
    「脱がす楽しみは、無いけど手間は省けたよね」
    耳元で囁かれビックと反応する身体
    「やぁ・・・吹雪さん・・・オレ・・・レッド寮に帰り・・・」
    「僕は、迎えに来たんじゃないよ
    君が迷子になってくれたお陰で2人っきりで過ごす時間が出来たのに
    寮に帰ったら中々2人きっりになれないよ」
    チュッ・・・クチュ・・・
    胸元に幾つモノ紅い所有印
    硬く自己主張する飾りを口に含むと軽く甘噛みしながた引っ張たり
    舌で押し潰したり刺激を与え続ける
    トランクス越しに感じる十代の熱
     
    クスッこれだけで感じてくれるなんて十代君 キミは本当に可愛いね
     
    トランクス越しに十代のを撫で上げると甘い声が零れ出す
    少し湿っている感じがする・・・
     
    「まだ胸しか弄ってい無いのに蜜を零し出すなんて淫乱なんだね」
    「ちが・・・そんなんじゃ・・・・」
    「違わないさ ほらこんなに硬くなってる」
    「はぁぁぅうぅぅぅ・・・・」
    何時の間にかトランクス内に入り込んだ手にペニスを掴まれ上下に
    扱かれる
    「あっ・・・イッ・・・イクッ・・・」
    イキそうになったが
    「まだイカセナイよ」
    「やぁ・・・なんで・・・」
    十代をうつ伏せに寝かせると腰を高く抱え上げトランクスを下ろし
    露になった蕾に舌を這わせる
    「ふぁぁ・・・やぁ・・・はぁぁぁ・・・」
    蕾の内部に時折差し込まれる舌
    その舌を伝って唾液が流し込まれる
    硬い蕾をゆっくり解し十代が強請るまで指を出し入れする
    「くっぅぅううう・・・もう・・・入れて・・・・っ・・・」
    指じゃ物足りない・・・
    吹雪さんので刺し貫いてグチュグチュに掻き回れたい
    最奥に吹雪さんの熱をブチマケテ欲しい
     
    女じゃあるまいし男のなのにこんな事考えるのは、変かなぁ・・・って
    思う事もあるけどこの男に常識は、通用しないと暫く付き合ってみて
    判った。
    この男にとって恋愛は、性別なんて関係ないのだ
    ただ好きになったのが異性か同性の違いだけ
     
    吹雪は、ズボンの前を開放すると可愛くヒクついている蕾を勃起した
    自分のモノで押し広げ最奥まで差し込んだ
    トロトロに溶けている中道の何と気持ちのイイ事か
    十代が迷子になり暫くヤッテい無いのが功を奏したのか自分の全て
    を絞り出そうと絡み吸い付き動く
     
    本当に淫乱な身体だなぁ・・・
     
    「はぁぁんん・・・・あぁぁぁ・・・」
    プチュ・・・ニュチ・・・
    十代の愛液と吹雪の先走り液が交じり合った音が何て淫靡に聞え
    るんだろう
    どれだけ御互いが感じあっているのかが判る
    「ふ・・・ぶき・・・さぁ・・・もう・・・ダメ・・・」
    「イキタイの?」
    泣きながら頷く十代のペニスを掴みながら荒々しく扱きながら
    「イカセテあげるよ・・・僕も限界だから」
    激しく腰を打ち突ける
    「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・ぁぁ・・・」
    草の上に吐き出される白濁とした液体
    そして体内に感じる熱
    互いにその全てを吐き出す
     
    暫くすると吹雪は、十代の身体を池の水で清めてあげる
    今にも眠りそうな十代
    「ふぶき・・・さん・・・オレ・・・りょ・・・もどり・・・たぃ・・・」
    「まだ戻らせないよ 迷子の子犬さん」
    「なぁんで・・・?」
    「君とまだまだ2人だけの時間を過ごしたいからね」
    そう言うと聞えてくる微かな寝息・・・
    その寝顔を見詰めながら
     
    君を占領出来るのは、今だけんなだよ
    寮に戻れば翔君達が君を離してくれないだろ?
    僕の気持ちを判ってね
    可愛い子犬さん

  • 十代のイメージが茶色い子犬だったで・・・





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