Unrequited love
第一印象は、勝気で傲慢な女・・・
でもデュエルの腕は、相当なものだ
流石「クイーン」と呼ばれているだけの事
は有ると思う程の実力・・・
そして次第に仲間として一緒に居て安心
出来る存在・・・
明日香と一緒に居ると安心出来ると言うか
このまま一緒に居続け居たいと思えて来る
最初この感情が何なのかが解らなかった。
そんなある日の晩廃寮の傍で見かけた明日香
兄の行方を捜しつつその安否を気遣う姿
その姿からは何時もの勝気な雰囲気が全く感
じられない
むしろ儚い存在の様に感じられた。
そんな彼女を見ていると抱き締め勇気付けたく
なる・・・
だがいざとなると抱き締めて何と言って勇気付け
ればいいのか思い付かない
それに抱き締めるだけの勇気が今のオレには、
無い・・・
気付かされる想い
気付いた時 どう接してイイのか解らなかった。
でも何時もの様に接してくれるお前に
オレも何時もの様に接し様と思った。
「十代 何ぼ〜としてるの?」
湖のほとりで寝こっろがって居る十代の横に
腰を下ろす明日香
「いや 何でもないぜ」
ゆっくりとだが身体を起こすと
クスッ
「変な十代ね」
軽く微笑む明日香の表情に温かいモノを感じる
その微笑む姿を何時かオレだけのモノに出来る
だろうか?
いや明日香の全てをオレの・・・オレだけのモノに・・・
「なぁ 明日香・・・」
「何?」
「あのさ・・・あっ・・・今はイイや・・・」
キョトンとする彼女は、その後
「やっぱり変よ?熱でもあるんじゃないの?」
「デッキの事 考えてたからな」
「あっそうか今度の実技の相手って三沢君だもんね
気を抜いたら危ないかも・・・」
「三沢相手に気なんか抜かねーよ
オレは、何時だって真剣なんだからな」
今のオレにはお前に告白なんてまだ出来ない・・・
なぁ明日香 オレがお前に相応しい男になったら
今のこの気持ちを聞いてくれるか?
それまで今迄通りオレを仲間として接してくれ
片思いをテーマに書いてみました。
こんな感じでいいのだろうか????
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