Schulung
-vol.1-

「吹雪さん・・・オレ恥ずかしいぜ」
吹雪の部屋
部屋の主である吹雪に言われ一糸纏わぬ姿に身体を捩りながら恥ずかしそうに両手で隠している姿が可愛い
「十代君こっちにおいで」
笑顔で両手を差し出し自分の元に来る様に言う
恥ずかしいが吹雪の笑顔には逆らう事が出来ずゆっくりと近づいていく
吹雪の前に立つと朱に染まっていた顔が更に朱に染まり横向き加減に顔を反らす
吹雪は十代の身体を隠す様に添えられている手を優しく除けると
緩やかにカーブをした双丘が現れる幼さの残る身体
その胸に指先が触れるかどうかの状態を保ったまま指を上下に動かす
微かに触れる指先に十代は瞳を硬く閉じビックと身体を震わせていると胸元からは、濡れた感触が・・・
「ふ・・・吹雪さん・・・」
「ん・・・?」
チュッチュッと胸元に吸い付き舌先で乳首を転がす
「あっ・・・やぁ・・・」
熱くなる十代の吐息
潤む瞳
十代の変化に気を良くした吹雪
「十代君 僕も気持ち良くなりたいんだけど・・・」
「はぁはぁ・・・どうすれば・・・?」
荒い息遣いの十代の顔を優しく撫でながら
「僕のココを十代君の可愛い口でしてくれる?」
自分の親指の腹の部分で十代の唇を撫でると
十代が可愛い舌先で吹雪の親指の腹を少し舐めた
可愛い仕草に顔を緩ませてしまう吹雪
十代は吹雪に言われるがまま吹雪の足の間に身体を入れ床に膝を着いてソファに座る吹雪の顔を見上げた
その顔に浮かぶのは、どうすればいいのか戸惑いの表情
十代自身SEXなんて吹雪とでしかした事が無いしその回数だって数える程でしかないのだ
吹雪をどうやって気持ち良くすればいいのかなんて解らないのは当然なのかもしれない
「十代君 僕のズボンのベルトを緩めファスナーを下ろし
僕のチンポを取り出してくれる?」
えっ・・・と言う表情をする十代だったが吹雪が気持ち良くなってくれるのならと健気な気持ちで言われる通りベルトを外しファスナーを下ろすと着用されている筈の下着が着用されておらずいきなり男根が姿を現す
瞳を大きく見開き驚きを露にし湯気が出るのではと思う程真っ赤になる
「じゅうだいくん」
吹雪に急かされ十代は男根を取り出す
「十代君の口で奉仕してくれるかな」
「・・・・」
暫く戸惑って何か考えている様子だった十代
しかし吹っ切れたのか吹雪の男根の先に唇を押し当てると舌先で舐め出す
ぎこちないまでも頑張って舌を動かし奉仕をする十代
 
「ほう もうそこまで教えているのか?」
吹雪以外の声
しかもこの声には、聞き覚えがある
「久しぶりだな十代」
その声の方に向くと
「!!カイザー!!どうして・・・」
信じられないモノでも見るかのように亮を見上げると
「女が恋人以外の男の前で一糸纏わぬ姿を晒すものではないぞ」
面白そうに自分を見る亮に十代は自分の姿見て慌てて自分の身体を隠した
 
今更隠しても遅い気がするのだが・・・
 
亮は吹雪が十代に服を脱ぐように言った時には既に室内に居たのだ
それ故に十代が脱ぐ姿や吹雪に胸元を刺激され恥ずかしがっている顔も吹雪のを奉仕している姿も見ていたのだ
ただ面白そうだったので黙って・・・
「吹雪さん!!」
真っ赤になり吹雪に抗議しようとすると
「明日香も呼んだのか?」
亮の予想外な発言
「あっ・・・明日香・・・?!」
「うん もちろんだよ後もう少しで来ると思うよ」
明日香を呼んだって・・・この2人は何を考えているんだ〜!!
しかも何をする気なんだ?
 
亮は確実に入り口から死角になる壁に凭れかかると
コンコン
「兄さん 入るわよ」
そう言って入ってくる明日香・・・
「用事があるっていってたけど何の用なの?」
そう言いながら室内に入ってくると吹雪と十代の格好を見て
「えっ・・・あっ・・・ゴメン・・・」
見てはならない光景に慌てる
 
まさか行為の最中だなんて何てタイミングが悪いんだろう
 
あまりの事で固まっていると背後から抱き締められる
目の前に居る2人以外にもまだ人が居たのだ
しかも部屋の入り口から死角になる場所に・・・
「あっ・・・いやぁ・・・放して・・・」
抵抗する明日香だったが
「明日香久しぶりだな」
耳元で囁かれる声
しかも懐かしい・・・
チュッ・・・
首筋に軽くキスをされる
「りょう・・・」
「久しぶりだな明日香」
耳に当たる吐息がくすぐったい
 
目の前の状況と何故この場に亮が居て自分まで呼び出されたのか解らなくなっている明日香
否 何となくだが解っているただ認めたくないのだ
 
抵抗を見せない明日香を亮は抱き上げ傍にあるベッドに押し倒す
「あっやぁ!!放して・・・んんんん・・・」
抵抗する声は亮の唇によって遮られる
キスの間に亮は器用に明日香のジャケットを脱がしシャツをたくし上げる
ブラに包まれているが露になる豊満な胸
自分の胸とは全然大きさが違う
しかも亮の手は何時の間にかスカートを脱がしにかかっているのだ
「はぁはぁはぁ・・・」
やっとキスから開放され荒い息使いでボーとしだしている明日香
そんな明日香に優しい笑みを見せながらシャツを脱がしブラを外すと女として完成された身体が十代の目に飛び込んできた。
 
「明日香 十代が見ているぞ・・・」
「えっ・・・あああぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
そうだこの部屋には十代も兄さんも居るんだ
見られているのに・・・
それなのに自分はこの男から与えられる刺激に抵抗出来ない
 
明日香の乱れる姿に魅入ってしまう
相手の動きに刺激され淫靡な表情を浮かべている
自分も吹雪にあんな事されている時に明日香の様な顔をするのだろうか?
身体が熱い・・・
吹雪に触れられたワケでは無いただ明日香と亮の行為を見ているだけなのに・・・
十代の異変が顕著に現れ出したのを吹雪は楽しそうに見ている
 


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