Rennen
天気が良く
室内に差し込む日差しが温かくて気持ちがイイ
亮はソファに座りながらデュエル雑誌を見ている
その足元
ソファを背凭れにし床に座って何かを作っている明日香
長い耳がピクピクと揺れている
明日香が何を作っているのか気になる・・・
亮は明日香の頭を撫でながら
「何を作っているのだ?」
頭を撫でられて嬉しいのか明日香の長い耳先が亮の手の
甲にチョコンと乗せられる
そして笑みを浮かべながら
「コースターよ」
「コースターならキッチンにあるだろ?
それともこの前のゴミの日に出したっけ?」
「コルクのコースターなら有るわよ これから暑くなるでしょ?
レースで作ったコースターなら気分的に涼しいでしょ」
器用に編まれていくコースター
柄は花の様だ
確かにこれからの時期目にも涼しい気分になれる方がいいだろ
亮は撫でていた明日香の頭から手を離しそのまま亮の方に向いている
明日香の顔を撫でる様に滑らせる
顎の所で止めると今度は親指の腹の部分で明日香の唇をなぞり出す
亮から仕掛けてきた悪戯・・・
その悪戯に明日香は擽ったそうにしながら亮の親指を軽く噛み舌先で
親指の先を舐め出した。
その途端に亮の背を何かが駆け上る
明日香にしてみれば仕返しなのだが亮にしてみれば欲望に火が点いてしまう
行為でしかなかった。
近づいてくる亮の顔に明日香は軽く目を閉じキスに応える
ただそれだけのつもりだったのにそのまま床に押し倒されてしまう
「りょう・・・」
明日香は身体を捩りながら抵抗するが
「誘ったのは明日香の方なんだぞ」
誘った覚えなんて無いのに・・・
「今は、したくない・・・」
「俺は、したい・・・」
ドキッ・・・亮の言葉に顔を朱に染めて行く
したい・・・だなんてこの台詞 反則だと思う!!
「明日香だって本当は、今直ぐにでもしたいくせに
上の口は直ぐに嘘を吐くんだな」
「そっそんな事無い・・・」
亮から目を逸らし掴まれている手首を見る
今の時点では本当にしたくないのだ
だが何かを期待しているかのようにピクピクと反応をする耳・・・
本当に口以上に素直に反応する耳に苦笑せざる得ない
身体に直に聞かなくても判るから
顔を逸らした事によって露になる首筋に軽くキスをするとブルッと震える身体と耳
「りょう・・・今は嫌だって・・・」
「明日香の耳は、期待に震えて居るようだが気の所為か?」
そんなぁ〜気の所為じゃないけど・・・
そりゃ亮に触れられる嬉しいけど
本当に今の時点では、したくないのだ
でも亮がしたいのなら・・・してもイイと思ってしまう
でもそんな事簡単に口に出来ないのに
耳が私の気持ちの代行をしているなんて・・・
耳同様に素直になった方がいいの?
そんな事を考えている間にワンピースのスカートがお腹の所まで捲くり上げられ
下着の上を撫でられてしまう
クプ・・・下着の上から恥丘の間に差し込まれる指
「あっ・・・やぁ・・・はぁぁぁんんん・・・」
グチュグチュに濡れ出す下着
「明日香 ジュクジュクに濡れて来たぞ」
「そんな事・・・言わないで・・・」
下着越しに感じる指がモドカシイ・・・
直に触れて欲しい
中を掻き回して欲しい
明日香の腰が揺れ動く
「明日香 直に触れて欲しいのか?」
耳元で囁かれ頷いてしまう
「だったら口で言ってみろ
何処をどうして欲しいか・・・それぐらい言えるだろう?」
その言葉に潤んだ瞳を見開きながら亮の方を見やる
そんな恥ずかしい事言えないよ〜
私がどうして欲しいのか判ってるくせに
なんでそんな意地悪な事言うのよ
「さっき口で抵抗されたからな」
明日香の表情を見て何を訴えかけているのかが判ったから
抵抗して来た口で求めて貰おうと思ったのだ
ズチュ・・・グチュ・・・
下着によって陰部の中に入って来ない指が陰核を擦る
太腿に当たる亮の昂り
「はぁぁ・・・んん・・・りょう・・・中を触って・・・」
自分の手で亮の手首を掴み下着の中に誘い入れ亮の掌を陰部付近に擦りだす
「クスッ・・・そんなに触って欲しいのか?」
コクン・・・と頷くしかなかった。
突き立てられる指で中を掻き混ぜられる
本当は指じゃなく亮の昂りの方を突き立てて欲しい
でもそこまで素直になれない亮が我慢出来なくなるのを待つしかない
明日香が背を反らせるとワンピースのファスナーを下ろし下着共々脱がせる
ブラは着けて無いのでそのままプックリと膨らませた乳首諸共乳房が露になる
プックリ膨らんだ乳首を摘み引っ張られると痛みと一緒に快楽的痺れが身体を
駆け巡る
「・・・っ・・・ふぁぁはぁぁ・・・・」
もうダメ・・・おかしくなる・・・
こままだと本当におかしくなる・・・
「明日香力を抜け」
陰部に当たる昂りに背筋がゾクゾクする
グプッ・・・
「くっ・・・明日香締めつけ過ぎだぞ・・・」
このままでは動く前にイッてしまいそうだ
流石にそれは勘弁したい所だ
イッてしまいたい気持ちを遣り過す為に一端動くのを止める
それがまどろっこしいのか明日香の腰が動き出す
「なっ!!」
既に明日香の思考は快楽の中・・・
動物的本能が勝っている状態
何とも言えない滑りが亮のペニスに纏わり着き内肉が締め付ける
射精感に堪えながらも動き出すと
明日香から得も言われぬ艶有る声で啼かれる
それが何と心地イイ歌声に聞こえる事か
自分以外に明日香のこんな声を聞けるヤツなんて居無いだろう
もし居ればそいつは、この世から消えてもらうだけだ
そしてこの膣壷に入り精子をぶちまけられるのも俺だけ
髪を振り乱し嬌声を上げる様は何と美しい事か
そう思うと我慢出来ない
緩急を着けられ亮のモノで貫かれ抉られ
擦られ突き上げられる
明日香は身を捩り
快感を訴え身悶える
そうでもしないと・・・
――感じすぎて壊れてしまいそうになる――
「りょ・・・もう・・・イク・・・イキタイ・・・」
「ああ・・・イケ!!」
そう言いながら明日香の腰を掴み激しく揺さぶる
強過ぎる快楽
意識が保てない
「はぁぁ・・・・ああぁぁぁぁ・・・」
明日香がイッタ事によって膣内が収縮し亮の射精を促す
ゴボッ・・・ドクドク・・・
「はぁはぁ・・・」
荒い息を吐きながら明日香を見やると軽く意識を飛ばしてしまった様だ
そして明日香の下肢付近には編みかけのレースのコースター・・・
しかも下肢付近にあった為 愛液が付着している
その編みかけのレースのコースターを見ながら
明日香の夏用のワンピースは特注で極細の糸で編まれた白の総レース編み
のにしようか・・・
肌が見えそうで見えないギリギリのデザイン
そんな明日香を思い浮かべながら一度の放出では、収まらない熱を高めながら
明日香が意識を取り戻すのを待つ
明日香 早く目を覚ませ
俺は、もっとお前を感じたいのだから・・・
今回はワンラウンドだけ・・・だって明日香が目を覚ませば
明日香が完全ブラックアウトするまでやるんですから・・・
(まぁ・・・亮の昂りが収まるまでヤルってのが正解か?)
戻る