迷路

迷路


暗がりの中 吹雪は一枚のカードを手に思いつめた様な表情でそのカードを見る 
カードに画かれているのは一枚の仮面
以前自分をセブンスターズとし心と身体を支配していたダークネスが封印されたカード 

まさか僕自らお前に力を借りたいと思うとは

吹雪の脳裏には親友でありライバルとも言うべき亮の姿が・・・
ダークネスの力を借りたからと言ってヘルカイザーに勝てる保証なんて何処にも無い
最悪の場合 自分の心と身体がダークネスのモノになり自分の意に反して自分の最愛の人達にその牙を向けるかもしれない
だがダークネスは今の自分より強いは一目瞭然だろう
「ダークネス 君を解放する その代わり君は僕に力を貸すんだ」
『ヘルカイザー亮』から『カイザー亮』へ取り戻す為に 

十代君 また君に迷惑かけるけど後の事頼むね

吹雪は覚悟を決めるとカードに封じられているダークネスを解放・・・ 
亮 君とはこんな形で闘いたくなかった
今度闘う時は丸藤亮としての君と何の駆け引きも無く闘いたい・・・


アニメ見る前に書いてしまったお話なんですよね〜



戻る