恋慕(Back Version)
エジプトの砂漠地帯に朽ち果てた神殿の最下層に眠っていた遊戯
本当に3000年前に眠りに付いたのかと思える程綺麗な状態だった
しかも驚く事に微かに息をしていたのだ
遊戯の発見・・・それはイシズからの連絡
半信半疑でイシズからの連絡を聞き自分の目で確かめるべく
エジプトの地に降り立った
車にゆられる事数時間首都カイロからだいぶ離れた砂漠地帯
墓守の一族でさえ知らされていない朽ちた神殿
その最下層に眠る遊戯を見つけたのはイシズの弟マリクだった
マリクは、自分の見た夢が余りにもリアルだったのでリシド共々
夢に現れた神殿を探し
そして最下層に辿り着いた
壁に描かれたウィジャット
この壁の向こうに遊戯が居る事を確信したもの開ける事叶わず
マリクは姉イシズに相談し海馬が呼ばれた
「貴方の想いが真実ならこのウィジャットが扉を開き
貴方にファラオを逢わせてくれるでしょ」
その言葉通りウィジャットは光を放ちながら開かれ
クリスタルの祭壇の上で枯れる事無く綺麗に咲く蓮の花を胸に抱き眠る
遊戯に出逢えた
全体的に丸みを帯びた躰
身に纏いし女モノの衣装
蓮の花に隠されているが胸には膨らみが有る
我が目を疑いつつも海馬は遊戯を抱き上げカイロ市内にある
ホテルの最上階に部屋を借りた
目覚めた遊戯に海馬がした事・・・
トランクの中から自分のシャツを出し遊戯に着替える事を指示した
遊戯は可愛く小首を傾げるものの海馬の指示通り白シャツの着替えた
海馬の性格からして自分に古代の衣装を纏ってもらいたく無いのだろう
渋々だが遊戯は白シャツを受け取るとバスルームへと向う
暫くして出て来た遊戯
「海馬 どうしてオレの服を持って来てくれなかったんだ?」
長い袖を折りながら文句を言うと
「本当にあの場に眠っていたのが貴様かどうか解らんのに持って来るワケ
無いだろ」
もっともだと思うが・・・でもせめて1着ぐらい持って来てくれても罰は当たらない
と思う
しかも足元が気になる
「足元がスースーするぜ・・・」
呟く様に言うと
「仕方あるまい 貴様はズボンを穿いていないのだから」
とのコメント
いや・・・確かにズボンを穿いてないのもあるけど
下着も着けていないからだと想うぜ・・・
心の中でツッコミを入れる遊戯だった。
一向に自分の方を見ようとしない海馬
しかも何かに耐えてる様にさえ見える
「海馬 具合でも悪いのか?」
己の身を案じ覗き込む遊戯の愛くるしい姿
しかも白シャツから覗く褐色の肌にドキドキしてしまう
シャツの脇部分のスリットから覗く足に欲情してしまう
その行動の全てが俺にどんな効果を与えているのか貴様は気付いてないのか?
愛くるしい表情を見せる遊戯
海馬は直視出来ず視線を逸らせばそれを追うように追いかける
遊戯の表情を見ない様にその身を抱きしめるとモゾモゾと身を捩る遊戯
そして小声で
「硬くて大きくなってるぜ・・・」
海馬の熱を布越しに感じるのだ
「貴様の所為でそうなったのだ」
「オレの・・・」
ジ・・・ィ・・・
?!
熱の篭る自身に触れる感触
小さな手で握られいるのだ
「・・・ゆう・・・」
思わず抱きしめる力を緩めれば小さな躰は、スルリと抜け出し床に膝を着ける
「・・・ック・・・」
感じる滑りに思わず声が漏れる
自分のモノに奉仕する遊戯の姿が何とも言い難い
「・・・ゆう・・・」
「オレの所為だと言うのならオレがこの熱を冷ましてやるぜ」
口腔内に収まりきらない海馬のモノに舌を這わせる
茎の部分を扱きながら舌先で括れた場所を舐めあげ
先端をチュッと音を立てながら吸い上げる
小さな穴を刺激する事も忘れずに・・・
チュクチュク・・・
「ふぁぁ・・・んん・・・海馬のって相変わらず大きいんだな
全部入んないぜ」
ウットリとした様な表情
それでも奉仕する事を止め様とはしない
「ヤラシイ事を言うようになったな遊戯」
海馬は、遊戯の頭を掴み自分のモノから離すと素早く
自分で自分のモノを扱く
程無くして放たれる白濁とした粘液
それが遊戯の顔にかかる
顔にかかった精液は顎から褐色の胸元にポタポタと落ち
て行く
白濁とした粘液が顔に掛けられる直前遊戯は強く瞼を
閉ざした
全てを出し切った海馬のモノ
それなのに硬さも反りも保っている
一回では萎える事が無い
海馬のモノから滴り落ちている液体を遊戯は綺麗に
舐め取る
遊戯の顔を自分の吐き出したモノで汚し更に自分が
望んだにないにしろ綺麗にしようとする遊戯に欲情してしまう
ベッドで事に及びたいが我慢が出来ない・・・
海馬は、遊戯を床の上に押し倒すと白いシャツを左右に
引きちぎる
弾け飛ぶボタン
男の時より更に華奢な躰
綺麗な碗型の胸
遊戯は、マジマジと見られて恥かしいのか顔を朱に染め
横を向く
大胆な行動に出ておきながら恥じらうのか?
その様が可愛く愛おしく海馬の胸を温かくしてくれる
胸を片方掴むとビクッと反応する躰
横を向いている遊戯の顔を自分の方に向かせると柔らかい
唇に自分のを重ね
舌先で遊戯の唇を上下に開かせ挿し込む
熱い・・・
逃げる事も許さない
互いの舌を絡め合う
暫くして離れると互いを繋ぐ銀糸が名残惜しそうに
掛けられる
笑みを浮かべ楽しそうに海馬を見詰める遊戯
だが海馬にしてみれば面白くない
そんな海馬の心中を察したのか
「海馬・・・その熱どうにかしたいんだろ?だったら来いよ
指じゃなくお前の熱をオレの中に・・・」
潤んだ瞳のまま挑発的に
そんな遊戯に海馬は、心奪われる
そして
「馴らさないと辛いと思うが?」
「指じゃお前の熱を感じられないぜ・・・
それにお前を1回イッタだけじゃ満足出来ない男だぜ
そんな熱を抱えたままじゃお前の方が辛いんじゃないのか?」
確かに遊戯の口でイカサレタもののそれだけでは満足出来ない
更に発散したくて鎌首をもたげているのだ
「いいのか?」
「かまわないぜ」
遊戯の両足を割り開き恥丘に隠されている部分に自分の熱を
あてがう
しっとりと濡れた場所
ゆっくりと熱を押し込めば絡みつく粘液と内肉
遊戯の表情は、苦痛に耐えているが決して声をあげない
躰をいたわり途中で止め様ものなら首に抱き着かれ
その先を強請られる
程無くして到着した最奥
煽動し絡みつく内肉に気持ちイイと感じてしまう
このままこの中に留まって居たい
「・・・かい・・・あ・・・」
なかなか動かない事にもどかしいのか遊戯が声をかけると
「貴様に天国を見せてやる」
律動を開始する
身を捩り背を反らし感じてると声を上げる遊戯
絡みつく内肉が海馬の熱を欲し吐き出させようとうごめく
どれだけこの小さな躰を貪っただろう
白いシャツには無数の皺
ほんのり湿っているのは遊戯の汗を吸収した所為
眠る遊戯を抱え上げベッドへ移動する
汚れた躰を拭ってあげたいが自分も限界が来ている
心地好い疲れと充足感・・・
互いに汚れたままベッドで深い眠りにつく
今迄忘れていた安堵の中で
想い焦がれていた相手の熱を感じながら