そのままで・・・-2-


カタ・・・

「あっ亮お帰りなさい」

キッチンから急いで出て来る明日香

「ただいま」

亮からカバンを受け取りながら

「先に御風呂に入ってね その間に夕食用意しておくから・・・んん・・・」

吐息まで奪い貪る様な濃厚なキス

絡み合う舌先

互いの口腔内に流し込まれる唾液

意識が朦朧としてくる

名残惜しそうに離れる唇には、2人を繋ぐ銀糸

「風呂より食事より明日香を感じたい」

顔を赤く熱を持つのが解る

「で・・・でも・・・コンロに火を着けたまま・・・」

率直に求められ恥かしさの余り顔を逸らしてしまう

 

好きな人に求められるのは嬉しい

もっと求めて欲しいと思うし自分も相手を求めてしまう

 

亮は明日香から離れキッチンに・・・

濃厚なキスのお陰で足腰に力が入らない明日香は床の上に座らせられる

そんな明日香の耳にカチャと言う音が聞こえて来る

亮がツマミを回し火を消したのだ

足早に明日香の元に戻って来ると御姫様抱っこで抱えあげそのまま寝室へ

その間に服越しに感じる亮の体温

腰元に当たる熱

 

亮ったら・・・

 

その熱がもたらす快楽

それを想像しただけで自分の躰にも熱が篭りだす

 

でも亮が何故帰宅早々に自分を求めるのか明日香には

思い当たる事が無い

 

「ふんん・・・んんん・・・」

チュク・・・チュッ・・・チュ・・・

絡み合う舌に翻弄される

キスに夢中になっていると身に纏っていた衣服が剥がされる

自分だけがどうし様も無い姿にさせられる

全ての衣服を剥がされ生まれたままの姿を堪能される

そんな時の亮はウットリとした表情を見せてくれる

ゆっくりと指先で躰を撫でられ思わずピクピクと反応をしてしまう

くすぐったい・・・

ただ見られ指先で撫でられているのに胸の飾りは反応してしまい硬く自己主張を

する

その飾りを痛い程摘ままれコリコリと人指し指と親指で擦られる

「はぁ・・・ん・・・」

それだけの行為で声をあげてしまう

「りょう・・・指じゃなく・・・吸って・・・」

今尚衣服を纏っている亮にズルイと思うが快楽を追う気持ちに勝てない

舌で乳首だけを集中的に舐められてるだけでも声が上がってしまう

もう片方の乳首は指で弾かれたり摘ままれたりして痛い・・・

でも舐められ吸われている乳首からの甘い刺激に酔ってしまう

痛くて甘くて・・・身を捩り反らしながら疼く下肢

「ひぃゃ〜!!」

「胸を嬲られただけでココは潤うんだな」

陰部に突き立てられて指に思わず声が上がる

陰核を親指の腹で擦られ突き立てられた指が中でグルグルと動き回る

「あぁぁぁぁんん・・・ふぁ〜ん・・・」

「明日香 もっと良い声で啼け」

容赦の無い愛撫にイッてしまいそうになる

 

自分は、あられも無い姿を晒け出しているのに亮は今尚衣服を身に纏った

まま

亮にも脱いで欲しいと思い力の入らない手で脱がそうとするが邪魔をされる

 

 

ピチャピチャ・・・

陰部の形に添って這う舌

それが時折挿し込まれる

「明日香が流す蜜は本当に甘いんだな」

「りょ・・・もう・・・」

「ああ・・・イっていいよ」

その言葉と同時にイってしまう明日香

その蜜でさえ亮は美味しそうに飲んでしまう

ベッドの上で力無く肩で息をしている明日香に亮は跨りながら自分のズボンの

ファスナーを降ろし勃起している陰茎を取り出し明日香の口に挿し込む

「噛むなよ」

そう言いながら腰を動かす

大きく勃起したモノが何の前触れも無く挿し込まれ苦しくて仕方が無い

それでも抜き差しされるモノに舌を絡め刺激を与える

それが気持ちイイのか亮の躰が一瞬震えたかと思うと喉元めがけて熱い液体が

放たれる

全てを飲み込むのには苦しくて放出中のモノを吐き出してしまうとピクピクと震える

陰茎の先から放たれる白濁とした粘液が顔にかかる

「精液で汚れたお前の顔もなかなかソソルな」

うっとりとした表情で明日香を見詰める亮

「今度は内でタップリとイカセテもらおうか」

そう言いながら己が身を力無く開脚された下肢にずらすと明日香の左右の足を

自分の肩の上に乗せ二つ折りの状態にし陰部に陰茎を宛てがい力任せに捻り込む

「ひぃやぁぁぁ・・・・」

内の温もりを堪能する事無くそのまま動かれて揺さぶられ飲み込めないでいる唾液が

頬を伝いシーツに衣魚を作る

体液で汚されて行く明日香の躰

それが出来るのは自分だけだと思うと心が満足感が支配する

しかもこの熱くて絡み付く内肉を堪能出来るのも自分だけなのだ

明日香の全てが自分のモノ・・・

明日香と行なうどんなプレイも・・・

 

 

意識を飛ばした明日香

投げ出された下肢には、溢れ出す精液

 

 

 

暫くして目覚めた明日香から

「亮が服を脱がないで変な体勢でするから

まるで変質者に襲われた気持ちになった」

と言われた

「一度でいいから帰宅した直後服を脱がずに明日香を堪能したいと

思って居たんだよ」

一度でいいから・・・って帰宅した直後に襲うのは何時もの事だと思うけど

でも服を着た亮に終始襲われるのは初めてだったのでそれはそれで楽しかった

なんて言ったらまたやりそうなんで心の中で・・・

 

 

明日香も堪能した様だしまたこんなプレイもイイかも・・・

今度は、どんなプレイをしようか・・・


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