オレの大きな赤ちゃん
これは、きっとコイツの癖なんだと思う・・・
「あっ・・・やぁ〜かい・・・そこばかり・・・やぁ〜」
執拗に胸の飾りを攻めたてられ啼き声を上げる遊戯
海馬は、情事の際には必ず胸の飾りを執拗に吸ってくる
まるで赤ちゃんが母親の乳房に吸い付くかのように
正直な話しオレは男だから胸を吸われたって何も出て来ない
否 出て来たら変だと思う
それなのにこの男は、吸ってくるのだ
お陰で情事の後は胸の飾りがヒリヒリして痛い・・・
(それと同じぐらいに下肢も攻められるので腰が痛い)
オレが会社で逢うのを嫌っているのを知って居るクセに会社に呼び出す
まぁそんな時は海馬が疲労モードに入っている時だが
「海馬 来てやったぜ オレを会社に呼ぶなって何回も言っているだろ?」
「煩い ウダウダ言ってないでコッチに来い」
偉そうな態度(実際には大企業の社長様なので偉いのだが)でオレを呼ぶ
海馬が何をしたいのか解っているけど意地悪をする為にデスクを挟んで海馬と向い合う
「貴様・・・俺の隣に来いと言っているのを承知で・・・」
蒼い瞳が睨み着けて来るがそんなの怖くない
「用件ならココで聞けると思うが?」
海馬の用件は、口で話す内容じゃない
「貴様 俺に対しての嫌がらせか?」
この男は、只単にオレに甘えたいだけなのだ
それが上手く口を吐いて出てこない
不器用な男だと想う
これ以上この男を苛めるのは可哀想だと想った時点で彼の要望に応えてやる
こんな大企業を若干17歳で支えているのだ
心身共々疲れない方がオカシイ
海馬の横の立つと「待ってました」と言わんばかりに抱きしめられる
オレの胸元には茶色い綺麗な髪
思わず撫でてしまう
普段なら嫌がる行為なのに甘えて来る時だけは、触れて撫でさせてくれる
何か思わずギュ〜と抱きしめたくなるぜ
海馬のこんな姿を見られるのはオレだけ
弱い所を見せれば取って食われる業界であり
そんな時代なのだ
オレ以外には見せないし他の者には見せないで欲しい
オレ以外には厳しいお前・・・
って・・・
「あっ・・・ちょっ・・・海馬」
服越しに胸の飾りに吸いつくのは止めろ!!!
「何・・・」
まだベッドの上じゃにのに上着を捲くって直に吸わないで!!
まるで大きな赤ちゃんだぜ
フン・・・貴様の胸を吸うのは俺だけに与えられた特権なのだ
それを行使して何処が悪い
表に置くかどうか迷いつつ裏に置いてみました(web拍手の方が良かったかな?)