搾乳

 


最近遊戯の入浴時間が遅いので俺が来てもヤツは、居ない。

だから遊戯が戻って来るまで1人でベッドの上に乗り寛ぎながら待つのがココ最近の日課に

なりつつある。

折角の時間を入浴で削られるなんて不愉快で仕方が無い。

だが遊戯とて学生課題を出されればやらなければならない。

しかも教科担当の先生が替わってしまえば課題の出す量が変ってしまう。

 

カチャ・・・

「瀬人来てたのか?」

タオルで濡れた頭を拭きながら入ってくる遊戯。

その姿は、ダボダボのタンクトップに短パン・・・何時見てもドキドキさせられる。

そかも入浴後なのでイイ匂いがするのだ。

遊戯は、瀬人の居るベッドに腰を降ろし前屈みで髪がゴシゴシと拭く。

むやみに躰が濡れる事を嫌う瀬人は、髪の毛からの雫が掛からないようにベッドの下に降り様とした時

思わず瀬人は、鼻血を噴きそうになった。

ダボダボのタンクトップの脇から見える愛くるしい胸の飾り。

何時も遊戯が風呂から出て来ると瀬人は、髪から下たる雫にかかりたくなくて床の上に居る。

まさかベッドの上でこんな素的な特典があったなんて・・・

(くそ!!!こんな光景を俺は、見逃していたのか!!迂闊だった)

地団太を踏んでしまう。

暫く胸の飾りを隙間から堪能していた瀬人だったがフイに良からぬ事を思いつく。

瀬人は、ゆっくりと遊戯の膝の上に移動をするとタンクトップの裾に鼻先を引っ掻け中に入ろうと試みる。

それが擽ったいのか遊戯の躰が小刻みに揺れ

「瀬人・・・くすぐったい・・・」

瀬人を出そうと試みる。

ここで出されては、目の前にある魅惑的な実を堪能出来ないので瀬人なりに必死に抵抗をする。

目的の実が自分の口先に触れると瀬人は、それを戸惑う事無く舌で転がし始める。

瀬人の行動に驚きを隠せない遊戯は、何とか瀬人を出そうとするが胸の飾りを吸われたり緩く噛まれたり

して次第に変な気持ちになってくる。

しかも瀬人の小さな手(肉球)がモミモミと動く様は、子ネコが母ネコから母乳を貰う仕草に似ているので

(瀬人は、母ネコの事を思い出したのかな?だからオレの乳首を吸っているのか?)

と思ってしまった。

まさか瀬人が欲情しているとも知らずに。

瀬人は、遊戯の乳首を吸いながら少しずつ足先を移動させ遊戯の男根の位置を探す。

その間尻尾で遊戯の脇腹を撫でる事も忘れずに。

「瀬人 尻尾がくすぐったいぜ!!」

身を捩り手で尻尾を払おうとする遊戯。

瀬人は、足元がおぼつかないそぶりを見せながら何とか遊戯の男根に足が届くとその場所で集中的に

足踏みを開始する。

思わぬ刺激にビックとしてしまう。

「やぁ・・・瀬人・・・そこは・・・」

男根を強弱つけて踏まれ思わず感じてしまう。

しかも瀬人の巧みな舌使いに遊戯の男根は、既に少し反応していたのだ。

それなのにそこを踏まれたら・・・

遊戯の男根の変調は、瀬人にも解っていた。

(まさかコイツの性感帯は、乳首にあったのか?コイツの躰の事をもっと知りたい)

瀬人は、タンクトップから出て来ると今度は、そのタンクトップの裾を噛みながら遊戯にベッドに

寝る様に促す。

まさか自分がネコに襲われるなんて・・・

頭の中でそう思いながらも何故か瀬人に促されるまま横になる遊戯。

瀬人にされる事は、何故か嫌だと思わなかった。

寧ろ先を望んでしまう。

(ああ・・・これがアイツだったら・・・瀬人お前がアイツだったら・・・)

重なる人物・・・

(だから瀬人がこんな事し来ているのに・・・抵抗出来ない・・・)

瀬人が短パンを引きずり降ろそうとしている行為をただボンヤリ見ていた。

ずらされた短パンから遊戯の男根の先端が顔を出す。

ここまでされて為すがままになっている遊戯を瀬人は、不思議な気持ちでいた。

(何故コイツは、抵抗しない?ネコにこんな事されいるのに・・・抵抗しないと言う事は、先の事をしても

いいのだな?)

瀬人は、遊戯の男根を外気に曝すとそのまま舌先を這わし始めた。

「あぁ・・・」

それが気持ちイイのか遊戯から声が出てくる。

自分の上で下肢付近で蹲りながら刺激を与えてくる瀬人。

その光景が何故か海馬と重なって見えてくる。

(海馬・・・? もしかしてオレは、海馬にこんな事されたいと思っているのか?だから同じ名前の瀬人に

こんな事されても抵抗しないのか?)

自分の心に遊戯は、戸惑いを感じた。

同じクラスだと言うのに殆ど会話なんてした事が無い。

それなのに何故か海瀬瀬人の事が気になっていた。

何故気になっているのか解らなかった。

まさかこんな事で気付くなんて・・・

『瀬人』を見た時『海馬瀬人』が重なって見えた。そして彼の名前をネコに付けた。

瀬人とするキスは、好きだった。何故か海馬とキスしている気持ちになれたから。

でもその時は、自分の気持ちなんて知らなかった。気付いてなかった。

彼に惹かれてるなんて・・・

 

自分の下肢が生温かい感触に包まれる。

瀬人が遊戯の男根を咥え込んだ様だ。

咥え込めなかった茎の部分は、小さな両手で微妙な強弱をつけて擦りあげる。

「はぁ・・・ふぅううんん・・・」

遊戯の感じる声は、瀬人の心を浮かれさせた。

その気持ちが尻尾に現れ無意識の内に振ってしまう。

遊戯は、その尻尾を不思議な気持ちで見ていたがその尻尾を掴み口先に持って行く。

ピチャ・・・ピチャ・・・ぎこちない舌使いで瀬人の尻尾に触れる。

ゾクゾク・・・背筋を這うモノに瀬人の躰が反応する。

(まさか遊戯が・・・)

盗み見した遊戯が潤んだ瞳で尻尾に奉仕している。

(くそ〜ネコの姿じゃなかったら俺のモノを遊戯に奉仕させるのに!!!)

尻尾に感じる気持ち良さ。これが自分のモノに奉仕する気持ち良さなら・・・

悔やんでも悔やみきれない。

その気持ちを発散させる為に奉仕に集中し。

「はぁっくぅ・・・ふぅぁああああ・・・せ・・・瀬人もう・・・ダメ!!」

その声と同時に果てた遊戯。

力無く横たわる遊戯の上で遊戯が放ったモノを嚥下する瀬人。

「・・・?!」

勢い良く起き上がる(実際は、ゆっくりとだが)遊戯。

自分の上に居る瀬人を掴み上げると

「お前もしかして飲んだのか?!」

「ニャ」

瀬人に問いただすが鳴き声に混じって香る匂いは、紛れも無く青臭い。

「せっ瀬人〜なんで飲むんだぁ!!!あんなの飲んだらダメだろう!!

あれは、ミルクなんかじゃないんだぞ!!一応排泄物なんだ。

それに何でネコのお前がHな事知ってんだ?もしかして飼い主に教わったのか????」

「ニャ・・・」

(貴様のだから飲んだんだ!!それに排泄物なんて言うな胸糞悪い!

第一俺にこんな事調教出来るヤツなんて居るわけ無いだろう!!)

幾らネコ語で話そうが心の中で叫ぼうが遊戯には、届かない。

「ゲフゥ・・・」

満足気な瀬人の口から香る匂いに遊戯は、肩の力を落としてしまう。

(このままだとオレは、瀬人に操を奪われてしまうかもしれない・・・って言うかオレなんかとんでもない

事を妄想してたような気がする!!)

瀬人に襲われいる間『海馬に抱かれてたい』と思った。

そして海馬に抱かれている自分を想像したのだ。

(オレも海馬も男だぞ!!何でこんなとんでもない妄想をしたんだ?やっぱりオレ海馬の事好き・・・なのかも・・・)

遊戯が苦悶している間瀬人は、遊戯に舐められた尻尾を愛おしそうに眺めていた。

 

(今度は、尻尾を使ってみるか?それとも・・・)

瀬人の遊戯に対する行為は、更にエスカレートしていくかもしれない・・・

ちなみに遊戯は、瀬人がミルクと精子を勘違いして飲んだと思い込む事にしたらしい。

 


ニャンコの足で遊戯の大事な所を踏み踏み。
社長だとあの大きな手で遊戯の大事な所を揉み揉み。
ニャンコの前足で遊戯の大事な所を摺り摺り肉球で揉み揉み・・・
この回で遊戯は、自分の気持ちに気付き始めます。

戻る