貴様は俺に従っていればいいんだ
「あぁ・・・はぁ・・・ジャ・・・あぁ・・・もう・・・」
挿入して欲しくて堪らないと言わんばかりに腰を揺り動かす。
全くこうも順調に調教が進むとは、思わなかった。
もしかしたら元々そういう素質が在ったのかもしれない。
「はぁ・・・お願い・・・入れて・・・」
自分の背後に居るジャックにせがむがジャックは、涼やかな顔をして
「入れて欲しいのは、この玩具か?それとも俺のモノか?」
ジャックの手に持たれているのは、彼が勃起している時と同じ大きさの大人の玩具。
しかもウィ〜ンウィ〜ンと音を発てながらクネクネと蠢めいている。
何度かそれを挿入された事があった。疲れる事を知らない機械そして終わる事の無い快楽。
確かに気持ちは、イイ・・・だけど熱を感じる事が無く虚しい気持ちになる。
温もりを感じたく遊星は、
「ジャックのを入れて・・・ジャックのでオレの奥を掻き回して・・・」
蒼い瞳を潤ませながら振り返る遊星。
そんな表情に喉が渇いて来る。だがその喉の渇きを抑えつつ
「だったら自分で入れてみろ」
前を寛げ遊星の痴態で大きく勃起しているモノを取り出す。
ゴクッと唾を飲み込む音が聞こえて来そうなモノ欲しげな表情を浮かべる遊星。
ジャックのモノを掴み固定させるとゆっくりと腰を下ろして来る。
ジワリジワリと押し広げて来るジャックのモノに躰を震わせ熱い吐息を世話しなく吐き出す。
今自分達が居るのは、ジャックが何処からか見つけた廃棄された電車の運転席。
目の前には、割れたガラス。壊れた計器類。
人一人が入れるだけしかない狭い空間。
椅子だって折りたたみ式で2人分の体重を支えられるとは、到底思えない。
寧ろ支えられたとしても激しい振動に早々絶えられるとは考え難い。
まぁ椅子の強度は、ジャックが手を付け加えていると思うが・・・
狭い空間は、変な息苦しさを感じる。
空気が足りないのかもしれない。
だが空気が足りないのは、行為によって吐かれる互いの息の所為か・・・?
そんな事を途切れ途切れの意識の中考えているとお尻に感じる温もり。
ジャックのモノを全て飲み込んだと言う証。
躰の中で感じる脈打つ存在に酔いしれる。
全てを飲み込んだのに・・・これで激しく突き上げて欲しいのになかなか動いてくれない。
もどかしさから強請ってみたら
「お前が動くんだ。」
と言われた。しかも・・・
「これを口に咥えて動いて見せろ」
電源の切られた玩具を口元にあてがわれる。
イヤイヤと首を左右に振ると
「お前は、俺に従っていればいいんだ」
無理矢理口の中に捻り込まれる。
「フグッ・・・ンン・・・」
そんな大きいモノをいきなり口に入れられては、堪ったモンじゃない。
苦しくて吐き出そうとしたら
「これは、お前の大好きなモノを象っているんだ。お前がこれを拒むと言う事は、お前の中に入っているモノを
拒むのと同一だと思わないか?」
そうコレは、遊星の大好きなジャックのモノが最大に勃起している時と同じ大きさなのだ。
そう簡単に拒める代物じゃない。
涙を零しながらヴァイブを片手に持ち舌でペロペロと舐めながらゆっくりと口腔内に収める。
「ふぅ・・・ンン・・・」
夢中になって口から出したり入れたりを繰り返す遊星の耳元で
「遊星 動かないと更なる快楽を手にする事が出来ないぞ」
囁きかける。
グチュ・・・グチュ・・・
まるで暗示に掛かっているかのようにゆっくりと上下に動き出す腰。
片手でヴァイブを持ちもう片手を計器類が並んでいる台に置き無茶な姿勢で行われる抜き差し。
「・・・フゥクゥ・・・フ・・・」
飲み込む事が出来ず口の端から零れる唾液。
その唾液が顎や喉を濡らして行く。
「ククク・・・良いぞ遊星 もっと俺を気持ち良くさせたら褒美をやろう・・・」
快楽の波に飲まれている遊星にジャックの言葉なんて既に聞こえていない。
ただ今与えられている快楽を貪欲にまで貪るだけの淫獣でしかない。
(ククク・・・俺の声は、既にコイツに届いていないな。仕方が無いかもしれんな・・・俺がそう躾たのだから。)
ジャックは、自らの上着のポケットから何やらピンク系の色をした細長いモノをとり出すと遊星の蜜を零している
男根を掴みピンク系の色をしたモノを被せる。
「!!!」
危うく落されそうになるヴァイブだったが遊星は、落すまいと片手で押える。
ジャックは、ピンク系のモノを前後に動かしながら
「遊星 お前に褒美をやろう。これは、ホールと言う男のモノに被せて使う道具だ。特別に女を象ったモノを用意
してやったぞ」
遊星は、女の躰なんて知らない。女自体抱いた事が無いのだ。
まぁ強いて言うのなら男も抱いた事が無いしジャック以外の男に抱かれた事も無い。
性行為自体余り興味が無いのだ。
ホールの中には、イボイボが付いているのか遊星のモノに良い刺激を与えて来る。
今迄感じた事の無い快感に背を仰け反り震わせる遊星。
余ほど気持ちがイイのか内に在るジャックのモノを締め付け出す。
「これほどまでに喜んで貰えるとは、用意した甲斐があったぞ」
今迄に感じた事の無い快楽は、遊星を絶頂に導くのも早く程無くして果ててしまう。
ぐったりと前のめりに倒れる遊星の躰を背後から抱きしめながらジャックも遊星の中に己が欲望を注ぎ込む。
「ククク・・・」
思わず零れる笑い。
そして
「遊星 お前は、俺に従っていればいい。そうすればお前の心も躰も満たしてやるぞ」
吐かれる言葉。
だが余りにも過ぎた快楽に遊星は、意識を失ってジャックの言葉なんて耳に入っていない。
意識を取り戻した遊星に行為の感想を意地悪く聞くと真っ赤になりながらソッポを向かれる。
余ほど良かったらしい。
「今度は、ア○ルホールを用意してやろう。」
「いらない!!そんなのいらない!!」
真っ赤な顔をして怒鳴る遊星の躰を抱きしめながら
「そうだな お前が誰か抱くなんて有っては、ならん事だ。お前は、俺にだけ抱かれて悶えていればいいんだか
らな」
「!!」
「安心しろこんな狭い所では、無く。客席の方でお前をゆっくり堪能するだけだ」
そう言って歩く事の出来ない遊星を軽々と抱き上げ客席の方に移動する。
「化け物!!」
その言葉の後、遊星は弱い所を攻められ簡単にジャックにその身を委ねたのだった。
「貴様」と言わなければイケなかったんでしょうが「お前」にして書いてしまいました。
しかし・・・変態ネタだよな。(汗)
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