見られて・・・感じて・・・
どうしてこんな事になったのだろう?
自分の目の前で助手ルドガーに犯される父親、そして親友にして恋人のジャックに犯される自分。
しかも一つの部屋で行われている狂乱とも言うべき性行為。
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父さんが学会での発表で暫く家を空ける事になった。
帰国日は、未定。
帰国未定は、何時もの事なのだが・・・。
その事をジャックに言うと早速泊まりがけで遊びに来た。
学校から帰って来ると炊事に洗濯。
その他いろいろな雑用をこなし後風呂上がりにデュエルをする。
ジャックとは、恋人関係なので当然営みもする。
だがジャックの性欲には、底が無いのか毎夜彼の太いモノで突き上げられ正直腰痛で辛い。
そんな事を言えば「お前は、軟弱なヤツだな。」と言われる。
そんなある夜・・・
何時も通りジャックに突き上げられ喘いでいると家の前に車が止まる気配・・・。
「あっ・・・まって・・・」
「ん?」
「・・・外・・・車が・・・」
「俺に貫かれていると言うのに他の事に意識が傾くとは、余裕だな。だったら今夜は、手加減無しでお前を可愛
がってやろう。」
そう言うとジャックは、遊星の腰を掴み容赦無く突き上げた。
「あっあっ・・・ダメ・・・そこそこ・・イイ・・・もっと・・・あぁぁっ・・・」
遊星が1番弱い所を擦り突き上げれば一瞬の内に外から快楽の世界へと意識が戻って来る。
ジャックは、熱い吐息を吐く遊星の唇を自分の唇で蓋をして舌を絡め唾液の交換をする。
仰向けだった遊星の躰を俯せにして腰を高く上げさせ貫く。
更に自分をもっと飲み込ませるために遊星を背後から抱き上げ自分の上に座らせる。
「あぁぁやぁ・・・深い・・・」
「ククク・・・お前の中は、最高だな。お前は、男の・・・否この俺の為に生まれて来た様なヤツだな。」
そう言いながらもさっき遊星が言っていた外に止まった車の事が脳裏を掠めていた。
(まさか遊星のオヤジさんが帰って来たのか?)
そうなるとこの行為を見られてしまう可能性が有る。
さてどう乗りきるか・・・。
・・・乗りきるとかそんなの既に関係無いとは、思う・・・
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「博士お疲れ様です。」
「ルドガーもお疲れ。」
余りにも疲れたのかレクスとは、空港で別れルドガーが1人博士を自宅まで送って来た。
「少し寄っていかないか?お茶ぐらい出すよ。」
「はっ・・・しかし夜も遅いですから・・・それに折角ですから御子息との時間を」
不動博士が大切にしている愛息子 遊星。
博士は、遊星との時間をとても大切にしている。
自分で発見した遊星粒子の名前を付ける程に。
「かまわないよ。」
博士に腕を掴まれグイグイと引っ張られてルドガーは、渋々と博士の自宅へと入って行く。
本当は、出来る事なら入りたくないのだ。
博士の遊星に対する溺愛ぶりには、嫉妬してしまうので。
でも博士からの誘い振り払えば簡単に振り解けるのにそれが出来ない博士がショックを受ける顔なんて見たくない
から。
だから博士に誘われ自宅に上がらせてもらう事にした。
帰宅して早速博士は、遊星の部屋へと向かう。
・・・が・・・遊星の部屋からくぐもった様な声が聞こえて来る。
しかも艶の有る声。
一瞬だがルドガーの脳裏に遊星の艶めかしい姿が過った。
「博士!!こんな時間ですしもしかしたら遊星は、寝ているかもしれません。」
脳裏に過った光景が現実だったら・・・と思うと博士には、見せたくない。
しかも時計の数字は、23時を過ぎている。
寝ている可能性がある・・・それなのに・・・
「だったら寝ている遊星の顔が見たい。」
等と言って遊星の部屋に向かう。
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「ジャック・・・あっ・・・外・・・」
部屋の外が騒がしい所為か次第に遊星の意識がそっちに向きだす。
「もしお前の父親なら淫らなお前の姿を見せてやれ。男のモノを咥え善がって居る淫らな姿をな」
そう言うと遊星の腰を掴み更に上下に揺さぶりながら自身も動く。
「・・・やぁ・・・だめ・・・感じて・・・おかしくなる。」
「ああ・・・おかしくなれ!!俺の腕の中で!!」
イキそうになっている時にコンコンと聞こえるノック音。
しかも返事をする前に「遊星〜」と言って開けられてしまう。
「あっ・・・」
「!!」
座る形でジャックのモノを下の口で咥えて居る所を博士に見られてしまい遊星は、羞恥に震えていた。
そしてそんな遊星を背後から抱きしめながら
「見られて恥ずかしいのか?男のお前が男の俺に犯されている光景を見られて。それとも男のモノを咥えて
善がって居る姿を見られてか?」
耳元で囁き耳朶を噛めば遊星は、全身を震わせながらキュッとジャックのモノを締め上げる。
(ククク・・・こんな場所を見られて感じたのか?まさしく淫乱なヤツだ。)
微動だにしない博士を見て
(まさか・・・そんな場面だったのか?)
まだ室内を見ていないルドガーも後から見て博士が固まってしまう光景を目の当たりにする。
「貴様!!何をしている。直に遊星から離れ・・・」
最後まで言う事が出来なかった博士が片手を上げて静止の合図を出したから。
博士に逆らう事が出来ない。自分にとって不動博士は、絶対的存在なのだ。
博士は、無言のまま遊星に近付き遊星の頬に触れる。
遊星は、こんな光景を父親に見られて叩かれると思ったが博士は、遊星の頬を撫でながら
「綺麗だよ遊星。 ジャックを狂わせるとは、血は争えないね。」
怒る所か何処かウットリとし様な感じで遊星の痴態を誉めていた。
「やはり男を狂わせる素質があるんだね。」
そう言うと博士は、遊星のはち切れんばかりに膨らんでいるモノを掴み扱きだす。
まさか実の父親にそんな事をされると思っていなかった遊星。
そして父親が実の息子にそんな行為をするとは、思っても居なかったジャック。
「ジャック 動きが疎かになっているよ。」
博士に促されて遊星を揺さぶる。
長年博士の助手を勤めているルドガーも驚きを隠せない。
普通なら息子のこんな光景を目の当たりにして怒るものだと思っていた。
それなのに博士は、平然としながら参加している。
「遊星 感じているのかい?何時もそんな表情をジャックに見せているのかい?ジャックも堪らないだろうね。
君のそんな顔を見たら。」
そう言うと遊星のモノを自身の口に含み舌先を使い愛撫を開始する。
「やぁ・・・とうさん・・・」
ジャックに施される口淫とは、異なり的確に遊星に感じそうな場所を攻めてくる。
確実に慣れている。
暫くして博士の口腔内で達してしまう遊星。
「美味しいよ遊星。」
遊星の精液を難無く嚥下する博士。
遊星が吐精した所為でキツイ締めつけを受けジャックも達してしまう。
目の前で繰り広げられている行為に唖然としてしまうルドガーだったが不動博士が欲情している事に気付き
自分も参加する事を決める。
遊星のモノに愛撫を施している博士の衣服を脱がせ後孔を綻ばせる。
父親が他人に尻穴の中に指を入れさせる光景を何処か遠くで見ている気持ちになる。
前も後ろも攻められて真面な思考で居られる筈が無い。
程無くして綻ばせた場所にルドガーが自身のモノを入れ様とした時
「ルドガー待ってくれるかい?ジャック ベッドから下りてくれないか?」
不動博士が何を思いついたのか気が付いたジャックは、繋がったまま遊星を抱き抱えベッドから下りると
「遊星 あの男のそそり立つモノをお前の口で奉仕しろ。」
背後から遊星を抱きしめ耳元で囁く。
ジャックの声が聞こえているのか定かじゃないが遊星は、虚ろな瞳でルドガーの方を見る。
「ルドガー 遊星に奉仕してもらうといいよ。」
そう言うと博士は、また遊星のモノを咥えだす。
博士の指示とあらば拒絶する理由なんてない。
ルドガーは,迷う事なく遊星の前に自身の肥大したモノを突き出す。
ゆっくりとした動さだが遊星は、ルドガーのモノを掴み口を近付ける。
先を舌先で舐め次第に亀頭全体を舐め吸いだす。
鈴口に舌先を差し込み刺激する事も忘れない。
茎の部分は、手で扱いたり舌を這わしたりする。
咥えるには、余りにも大きいルドガーのソレだったが時間を掛けて咥えられる所まで咥える。
(博士の様な技術が無いにしろこれは、これで良い。)
気持ち良くて吐息が零れる。
ルドガーの反応に気を良くするジャック。
(遊星の口淫は、上手いと言えないが他の者に無い独特な良さがある。この男、不動博士と関係が有る様
だが博士と違った口淫に酔えばいい。)
室内は、異様とも思える熱気で暑苦しかった。
夏でもないのに互いに汗まみれ。しかも室内は、オスの臭いで充満していた。
熱い吐息と喘ぎ声肉と肉がぶつかりあう音に水音。
視覚や聴覚を刺激するには、充分過ぎる程の有り様。
不動博士もルドガーのモノを向い入れ悶えている。
互いのパートナーのモノで突き上げられている親子。
一瞬だったがその親子の視線が重なり合うとどちらかとも無く手を伸ばし互いの唇を貪りだす。
それは、互いのパートナーが引き離すまで続けられた。
ルドガーによって引き離された不動博士のモノを見てジャックが遊星の耳元で
「遊星 さっき博士に奉仕してもらったのにお前は、博士のモノに何の礼もしていないぞ。さぁお前のヤラシイ
口で博士に奉仕するんだ。」
そう言うと遊星の躰を博士に近付けさせる。
ジャックの言葉が耳に届いているのかどうか何て解らない。ただ遊星は、蕩けた表情で博士のそそり立つモノに
触れ何の躊躇いも無く唇を寄せ先の方から溢れる蜜を吸い出した。
「貴様は、何の躊躇いも無く遊星に男のモノを咥えさせているが・・・」
「フン。こんな淫靡な光景を早々見る事なんて出来んのでな。コイツ共々楽しませてもらう事にしたのだ。」
何時もなら遊星が他の者に気を持っていくなんて許せない。
他の男のモノを咥えるなんて許せる筈が無い。
それなのに今回に限りそれを許している。
口には、出さないが遊星が楽しんでいるのが解ったから。そしてそんな遊星を見ていて自分も楽しみたいと思った
のと今迄見た事の無い遊星を見る事が出来た。
それ故に今回だけは、特別扱いにしたのだ。
(それにしてもよく締まる。何時もなら緩んでいてもおかしくないのに今回は、緩む事が無い・・・。それだけ感じて
いるのか遊星。)
動く度、程良く締めつけられ気持ちが良い。
その所為で何度も遊星の中に放っており遊星の中は、グチュグチュだった。
「はぁ・・・ダメ・・・ダメ・・・もうイキそう・・・」
そう言うと身を震わせ一瞬硬直し弛緩する博士を見て吐精した事に気が付く。
「博士 遊星の口淫に感じられましたか?貴方の息子は、貴方に匹敵する程かもしれませんね。」
尖っている胸の飾りを摘まみながら博士に話しかけると達したばかりの躰では、感じすぎるのかビクビクと躰を
震わせている。
「あっ・・・ジャック・・・ジャ・・・やぁ・・・抜かないで・・・」
自分の中に在った熱が奪われる感覚に遊星が泣きだす。
「心配するな直に代わりのモノを入れてやる。」
そう言うとジャックは、遊星のお尻を博士の方に向かせる。
パックリと口を開けジャックの精液を零している場所。
ジャックが何をしようとしているのか察したルドガーは、博士と繋がったまま遊星に近付き博士のモノを遊星の尻穴
に充てがう。
背後から博士を突き上げその反動で博士のモノが遊星の尻穴へと飲み込まれていく。
ルドガーの突き上げと遊星からの締めつけで吐精したばかりなのに博士は、軽く達してしまう。
しかしそれは、遊星も同じで一気に最奥まで突き上げられて軽くイってしまった。
そんな遊星の口元に遊星の粘液を自身の精液で濡れている男根を突き出し
「遊星 これを綺麗にしろ。」
命令する。
普段なら少しでも理性が残っていれば嫌がる筈なのに嫌がる事無く舐めだす。
一心不乱に舐める遊星の顔を撫でながら満足そうな表情をするジャック。
「遊星は、調教済みって事か」
「まだまだだ。コイツは、調教中。これからも俺の好む様に躾て行く。あんたもあんたの好きな様に躾てみたらどうだ
?」
ジャックの言葉に調教され自分の意のままに性欲に溺れる博士を想像したがそこには、凛とした姿の博士が
居無い。
自分が焦がれた理知的な博士が居ない。
「我は、このままで構わない。この関係を楽しんでいるのでな。」
そう自分は、博士のギャップが気に入っている。だからこのままの関係がいいのだ。
しかしこの光景は、どうしたモノか・・・。
実の父親が息子を犯しているという光景。
しかも自分に犯されていると言うのに。
ルドガーが博士を突き上げる度に博士も遊星を突き上げる。
前と後ろを刺激されて博士が取り止めなく喘ぐ様が美しいと思った。
+++
どれだけ行為に没頭したのか博士と遊星がダウンしてやっと終える事が出来た狂宴。
流石にルドガーもジャックも疲労困憊だった。
だが充足した時間でもあった。
何時も見る事の出来ないパートナーの乱れたに乱れた姿。
汚れた躰を洗いたいが疲れていて動く事が出来ない。
不本意だが今夜は、このまま寝る事にした。
遊星のベッドから掛け布団と裸掛けを取り互いのパートナーを抱き抱え眠る事にした。
翌朝動けない博士と遊星。
それぞれに愚痴を言われたが博士は、楽しそうに遊星は、不機嫌そうだった。
博士は、これが切っ掛けで遊星の口にキスするようになってしまいました。
・・・しかし書いている途中で限界を感じたなぁ〜。