放置・視姦
「ルディー・・・これは・・・」
首には、黒皮の首輪を嵌められ両手を開脚させられている両足首に縛られている。
しかも白衣以外の衣服は、一切身に付けていない。
縛られている両足首左右から更にロープが伸びベッドの足へと繋がっている。
閉じる事が出来ないように・・・。
「博士が全身で感じている姿が見たくなったのですよ。」
連れてこられたのは、ルドガーがアトリエとして借りているマンションの一室。
「だからってこれは・・・。」
一体何処まで変態なのか・・・言葉に出さないまでも目で訴える。
「貴方の所為ですよ。」
何処か楽しそうなルドガー。
「私の?」
「そう貴方の存在が私を狂わせるのです。」
そう言いながら机の引出しから何かを取り出す。
それを見た不動博士の表情が強張る。
ルドガーが手にしているのは、俗に言う『大人の玩具』。
無数のイボが付いた電動型。
ルドガーは、それのスイッチを入れ動き具合を確かめる。
「ルディー・・・それは・・・」
聞くまでも無く解っている。
解っているが聞いてしまう。
「貴方に使う為に用意しました。」
「そっ・・・そんなモノを私の中に入れようと言うのかい?」
「ええ勿論です。さっきも言ったでしょ?『博士が全身で感じている姿が見たくなったのですよ』って。
もう忘れたのですか?」
忘れたワケでは、無い。寧ろ忘れたい。
一旦スイッチを切ると更に引出しの中からチューブを取り出し博士の元に来る。
「乾いたままでは、入り難いし痛いのは嫌でしょ?」
そう言うと指にチューブの中身を取り出し博士の蕾に塗りだす。
「いっ・・・イヤ・・・」
蕾に力が込められるがそれが何の抵抗もならないと言わんばかりに指が中に入ってくる。
「可愛い人だ。ココに今入れないのが残念です。」
ただ滑りを良くする為に軟膏を塗るつもりだったのに何時も自分の太い男根を咥え込む蕾が愛おしくなり指を
挿入し中を掻き回す。
愛撫をするつもりなんて予定していなかった。
なのに指し込んだ指の数は、既に3本。
キツク咥い締めるその部分を解している。
「ヤラシイ方だ指だけでそんな艶めかしい声を上げ指しか入れていないのに咥い締めるなんて・・・そんなにココ
を弄られるのが好きなのですか?」
手にしていた玩具を博士の口元に当てると可愛い舌先がチロチロと玩具の先を舐め出した。
「玩具相手に・・・これが欲しいのですか?」
濡らした玩具の先をゆっくりと顎から首・・・首から胸元へとずらす。
胸の突起に差しかかると玩具で強く押し込む。
「あっ・・・やめ・・・うんん・・・」
「突起を押し込んだだけでそんな声を上げるなんて本当にやらしい方だ。私にこうされたくないですか?」
そう言うと博士の突起を舌先で舐める。
「ああ・・・ルディー・・・君に犯されたい・・・」
「私を誘っているのですか?私は、貴方の淫らな姿を見たい。貴方の淫らな姿を見て満足したら貴方の中を
私に精液でイッパイにして差し上げますよ。」
指し込んでいた指を抜くと代わりに玩具を一気に指し込む。
「ひぁぁぁ・・・」
背を仰け反らせて異物を受け入れさせられる。
「博士これしきの事でイッてしまわれるなんて何と感度の良い事か。」
博士の腹部には、自身が放った精液。
軽い痙攣を起しながら荒い息を吐いている。
ルドガーは、精液を指に絡め舐めると
「やはり貴方のは、甘くて美味しいですね。博士ココから何も出なくなるまで玩具で貴方を犯してさしあげ
ます。」
そう言うとルドガーは、博士から離れた場所に椅子を置き博士の恥ずかしい姿を真正面から観察する。
「言い忘れていましたがコレは、コードレスです。私の一存で貴方に与える刺激を左右出来ます。」
簡単に説明するとスイッチを入れる。
最初は、ゆっくりと微妙な刺激を与える。
その微妙な刺激は、博士にとってもどかしいもっと刺激を欲しいと思うがそれを強請る事に抵抗が在るのだ。
(くっ・・・なんて・・・やらしい・・・顔で私・・・を見るんだ・・・)
潤んだ瞳でルドガーを睨むがその行為は、ルドガーにとって誘っている様でしか無い。
スイッチを弄る事によって強弱を付けながら不動博士を犯す。
既に博士は、身を横たえながらも玩具に犯されている秘部と起立している男根をルドガーに晒し続けている。
足を閉じたくても閉じられない足首に巻かれたロープがベッドの足に括られている限り。
不動博士の位置からもルドガーの位置からも既に互いの顔を伺い知る事なんて出来ない。
だからルドガーが自身の男根を取り出し自慰をしているなんて知らない。
(何て淫らなんだ。そして何と美しい。博士は、何時もこんなに淫らな姿で私に抱かれていたのか。我慢出来
ない・・・)
(ルディーに見られていると思うと恥ずかしいのに感じてしまう。今ルディーは、どんな顔で私を見ているのだ?
ああ・・・それを想像するだけで感じてしまう・・・彼の視線にさえ犯されてしまう・・・)
身震いをしながら放たれる博士の精液。
「そんなに放っていたら身が持ちませんよ。」
そう言うが既にルドガーの方が持ちそうに無かった。
博士の粘膜に包まれたくて仕方が無い。
(ああ・・・そうだ何も玩具を抜かなくて博士の粘膜に包まれる方法があるじゃないか。)
ルドガーは、椅子から立ち上がりスイッチを手にしたまま博士の方に行く。
ベッドに横たわる博士の顔の傍に肥大した男根を充てがうと
「これをしゃぶりたいと思いませんか?」
口元に当てる。
博士の顔は、汗と涙と唾液で濡れている。
口から覗く赤い舌先。
ルドガーは、博士の口を犯す事を思いついたのだ。
虚ろな瞳でルドガーの男根を暫く見ている博士。
それだけなのにルドガーの男根が更に肥大する。
蜜を零しているソレに博士の舌が絡み出す。
ピチャピチャ・・・
まるで犬か猫が水を飲むかのように動かされる舌。
(この小さな口に入りたい・・・)
温かい粘膜に包まれたいと思った。
「博士私を貴方の小さな口でイカセテ下さい。」
その言葉に不動博士は、首を左右に振り拒むもののルドガーは、不動博士の頭を掴み小さな口に己が男根
を捻り込んだ。
そのままゆっくりと抽挿を繰り返していたが余りの心地好さに咽にまで当る程の勢いで抽挿を繰り返す。
その激しさに博士は、苦しくて仕方が無いのに下肢は、玩具による攻めで快楽を訴えている。
苦しさと気持ち良さがない混ぜになっておかしくなりそうだった。
「はぁはぁはぁ・・・貴方の下の口は、最高の名器だが・・・上の口もそれに負けずと劣らぬ・・・はぁはぁ・・・気持ち
良いですよ・・・」
自分の肥大したモノを咥え苦しむ顔も今のルドガーを煽るモノでしかない。
汗を滴らせ博士の口を犯すルドガー。
(この人のこんな淫らな姿を見れるのは、私だけの特権・・・この小さな口に精液を溢れさせる事が出来るのも
私だけ・・・否 私以外居ては、いけない。)
荒い息を吐きながら見下げる先には、強く瞳を閉じ小さな口で大きな男根を咥え苦しそうな表情を浮かべている
不動博士。
視線を少しずつずらせば腹部は、既に精液でドロドロに汚れ終わりの無い快楽にそそり立つ男根からは、粘りの在
る蜜が糸を引いている。
(何と淫靡な光景なんだ・・・これを私が行いそれを博士が受けいれている・・・)
そう思うと我慢の限界だった。
「・・・くっ・・・出しますよ・・・私の精液を飲んで下さい・・・」
その言葉と同時に咽に向けて放たれる精液。
余りの量と熱さに口を離しかけたが後頭部を掴まれ逃れる事が出来ない。
それより更に奥まで咥えさせようと腰を進めて来る。
更に自身の放つ精液で腹部を汚す。
全ての精液を放ったと言うのにルドガーの男根は、萎る事なくソリと固さを保ったまま不動博士の口から抜かれる。
「げほっ・・・ごほっ・・・」
噎せ返る博士の口から出て来る飲み込めなかった精液。
荒い吐息を吐くもそれさえルドガーを煽っているだけ。
ルドガーは、博士の傍で自身の男根を扱き出す。
潤む瞳でルドガーを見つめる。
焦点なんてあっているのかどうか解らない。
不動博士に見られているだけで感じてしまう。
自分もしていたがまさか不動博士に視姦されるとは、予想していなかった。
だがそれが心地良い。
程無くして放たれた性器は、不動博士の腹部に飛び散り博士の精液と混ざり合う。
(博士の精子と私の精子が混ざり合う・・・何と光栄な事か・・・)
幾ら肉体を繋げど決して1つになる事なんて出来ない。
目の前の光景に少しだが満足してしまう。
『貴方の淫らな姿を見て満足したら貴方の中を私に精液でイッパイにして差し上げますよ。』
そう宣言していたのを思い出す。
既に博士の口を精液で満たしたものの下の口は、未だ満たしていない。
開脚されている足の間に座ると玩具のスイッチを切らずに勢いよく抜く。
「ひぃ・・・あぁぁぁ・・・」
その刺激で薄くなった精液を放つ。
「既に薄くなりましたか・・・まぁこれだけ放てば薄くもなりましょう。博士今度は、私のモノでイカセテ差し
上げます。」
放出が原因で痙攣している躰。
その腰を掴みヒクヒクとヒクついている場所に起立している自身を手の支え無しでも蕾にポイントを当てられる。
啄む様に先端に絡み付くその場所。
ルドガーは、軽く溜息を吐くと
「博士 行きますよ。」
そのまま腰を押し進め一気に貫く。
玩具より大きい男根を飲み込ませられ背を撓らせる博士。
だが手首と足首を一緒に縛られている為大きく撓らせる事は、出来ない。
しかも逃げたくても足首をロープでベッドの足と繋げられている為に逃げる事叶わず。
ルドガーの大きな突き上げに喘ぐしか無かった。
既に声は、枯れ何度も放っている所為かそれでも力無く立つ男根。
当初に比べ蜜の出も悪い。
「もう限界の様ですね。私は、もっと貴方を感じたいのに。」
中を拓かれる負担がどれだけのモノなのか解らない。
自分は、攻める側であって攻められる事は無い。
だが博士の様子を見て中を拓かれる負担は、容易に想像出来た。
(博士をこんなに疲労困憊にさせるなんて私は、助手として失格ですね。)
自分の欲望に苦笑せずには、いられなかった。
最後と言わんばかりの激しい抽挿に合わせて激しく揺さぶられる。
「・・・うっく・・・」
呻き声を上げて果てる。
荒い息を吐きながら不動博士を見ると既に気を失っていた。
暫くして・・・
目が覚めた不動博士。
当然と言うべきか躰中が痛くて仕方が無い。
しかも蕾付近には、未だ異物の感触。
その部分を触れるのも怖い。
だがルドガーに強く抱きしめられている為触る事が出来ないのだが・・・。
(一体彼は、私に何をしたいのだ?)
項に感じる吐息。
その吐息に誘われるかの様に博士に睡魔が襲いかかる。
(まぁ目が覚めた時にでも訪ねるか・・・今は、躰がだるくて仕方が・・・な・・・い・・・)
重い瞼が落され規則正しい寝息を立て出す。
今は、彼の温もりを感じて安らかな時間に身を置いて・・・
後日、躰中の痛みが収まらず不機嫌な不動博士をなだめるに苦労したルドガー。
それを見て苦笑するレクス。
何時も(?)の穏やかな時間が過ぎていった。