内緒・内緒-2-


ジャックにとって憂鬱な1週間。

遊星にとって快適な1週間が過ぎた。

 

 

異国に留学させていた子供達に会いにアトラス夫妻が日本に来日していたのだ。

流石のジャックもその間遊星に手を出す事が出来ず早く両親の帰国を望んでいたが遊星は、その逆で

ジャックに手を出されない事を喜んでいた。

出来る事ならこのまま何もされない日々が訪れる事を祈りながら・・・。

だがそれは、叶う筈無くアトラス夫妻は、異国に子供を残し泣く泣く帰国の徒についた。

 

「遊星 邪魔者が居なくなった今また甘い時間が訪れたな。」

「何が甘い時間なの?私にとって苦痛な日々が訪れただけ。・・・って何考えているの???」

アトラス夫妻の見送りを終え帰宅して来た兄妹。

玄関の鍵を掛け終えると背後からいきなりジャックに抱きつかれたのだ。

1週間もお前に触れていない。」

「それがどうしたって言うの?」

「お前に触れたい。」

「私は、お断り。」

「お前に俺を拒む権利なんて無い。」

そう言うとジャックは、服越しに遊星の躰を弄り出した。

『相手を感じさせる』と言うモノじゃない『性急に繋がりたい』と言う感じだった。

まるで盛りのついた獣の様に。

遊星は、片足を上げジャックの足の甲を踏みつけるつもりだったが足の動きを読まれかわされてしまう。

そうこうしている間にもジャックの片手は、上着の中に入り込み大きな手で遊星の方乳を搾乳しもう片手は、

下着の中に入り小さな双丘の中に指を突き立て嫐っていた。

「遊星は、嘘吐きのイケナイ子だな。上の口で散々俺を拒んでおきながら下の口で喜んで指を食い締める。」

クチュクチュと音を立てながら中を掻きまわす指が1本から2本に増やされる。

「遊星 もっと良い声で啼いていいのだぞ?」

お尻に感じるジャックの熱。

まだ布越しだと言うのにその固さをマジマジと感じてしまう。

目の前が眩む・・・。

「しかしこの体勢だとお前の良い顔が見れんのは、勿体無い。遊星続きは、ベッドの上でするぞ。」

そう言うと遊星の中から指を抜き取り彼女を横抱きに抱き抱え自分の部屋へと向かう。

 

遊星をベッドの上に寝かせると彼女が起き上がらない様に伸し掛かり唇を塞ぐ。

柔らかい唇を堪能している間に着崩れしていた衣服を剥ぎ取り柔らかい躰を撫でまわす。

甘い唇と離れ首筋に顔を寄せれば甘い匂いを嗅ぎ首筋に唇を押し当て吸いつけば紅い花弁が浮き上がった。

その紅い花弁を見て満足してしまう。

自分だけが彼女につける事が出来るモノだから。

浮き上がっている鎖骨を舐め上げると噛みつく。

彼女の口から苦痛の声が少し上がる。

既に彼女は、快楽の波の中。抵抗して来ない。

ぷっくり膨れている胸の飾りを指で弄ると気持ち良いのか声が甘い。

それを口に含み舐め、噛み、吸い上げる。

何故かそれが甘く感じられる。

 

+++

 

ドロドロに溶けた場所に男根を突き立てかき混ぜる。

避妊なんてしない。

兄妹と言っても義理だし遊星は『不動』のまま。

養子縁組の手続きを一切していない。

それ故に遊星が妊娠してもジャックの子として届ける事が可能なのだ。

それを承知の上でジャックは、避妊をしないのだ。

寧ろそれを狙っていると言っても過言じゃない。

 

「遊星 気持ち良いか?」

聞かなくても解る。

彼女の内肉が自分のモノに絡み纏いついているのだから。

こんな快感を1週間もお預けとは、何と言う残酷な。

「ふぁぁ・・・もうダメ・・・イ・・・イキ・・・あっ・・・」

「イキタイのならイカセテやる。何度でもな。」

1度男根を抜くと勢いつけて再挿入をする。

激しい抽挿を繰り返すと程無くして遊星が身を震わせ達した。

全てを絞り取るかの様な吸引によってジャックも導かれ達する。

荒い息を吐く2人だったが暫くして遊星が眠りについた。

まだ繋がったままの状態。

「こんな状態でよく寝れるな。俺としは、生殺しに近いんだが・・・」

まだヤリ足りない。

この1回で1週間分なんて有りえない。

しかし眠りについた遊星を犯してもなんの楽しみも無い。

寧ろ虚しいだけ。

ジャックは、繋がったままの状態で自身と遊星を横向きにして彼女を強く抱きしめながら眠りにつく事にした。

遊星の目が覚めたら続きをするため。

まだ満足していないのに勝手に眠った義妹に罰を与える為に・・・

 


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