内緒・内緒-7-


「ただいま〜」

何時もより少し遅い帰宅。

「遊星 こんな時間まで何をしていた?」

遊星は、部活なんてしていない。

一応学校には、デュエル部は存在するが遊星が自分以外の奴(特に男子)とデュエルする事を良く思って

おらず禁止しているのだ。

それでも遊星は、時折デュエルをしているのだが。

「ん・・・そんな事・・・こだわらないでよ・・・」

何処となく様子が変な遊星にジャックは、眉間に皺を寄せる。

「遊星 早く夕・・・グッ!!」

「こで何か注文してよ。」

重たそうな瞼。

遊星は、ジャックの顔にデリバリーのメニューを押し当てる。

「疲れてるから・・・もう寝るね。」

「ゆうせ・・・風呂!」

「明日朝シャンするからぁ〜」

大きな口を開けて欠伸をしながらジャックに手を振りそのまま自室に向かった。

遊星の疲れている姿が気になりジャックは、急いで遊星の部屋に向かう。

ジャックが入って来れない様に何時もなら鍵がかけられている部屋。

今日に限ってかかっていない。

一応ノックをして反応を確かめてみるが無反応。

部屋の扉を開けると真っ暗。

明かりを点けてみると制服姿のままベッドに横たわる遊星。

既に寝息を立てている。

「制服に皺が入るだろぉ!!」

遊星の制服姿は、愛くるしい。

遊星の制服姿を見るのもジャックにとって楽しみの1つ。

それなのにその制服が今自分の目の前で皺だらけにされよとしている。

遊星の制服に皺や衣魚を着けて良いのは、自分だけなのだ。

「!!」

 

 

 

 

+++

 

温かいモノに躰が包まれる。

重みを全く感じない。

ただ何かに拘束されている感じがする。

 

良く解らない感覚に支配される。

眠いのに曖昧な感覚が気になる。

浮上する意識。

「起きたのか?」

耳元で聞こえる声。

「ジャック・・・」

 

 

寝息を立てて眠る遊星。

その姿が愛おしく感じる。

そんな遊星が微かに身じろいだ。

意識が覚醒しようとしているのだろう。

肌に当る吐息で遊星が目覚めた事を悟る。

 

 

 

 

耳元で聞こえたジャックの声に意識が一気に覚醒する。

だが身じろいでも動く事が出来ない。

強く抱きしめられているから・・・。

考えがまとまらない脳で自分が今いる場所を確認しようとする。

自分の記憶には、部屋に入った所まで有るが今居る場所は部屋と異なる。

「何処か気になるのか?」

遊星の考えている事が解ったのかジャックが声をかける。

「ココは、風呂場だ。お前は、部屋に入って早々寝ていたからな。制服が皺だらけになったら明日困るだろう?」

ジャックが言うには「制服は、ハンガーにかけてクローゼットの中」に直したらしい。

「今日は、体育が有ったのか?」

「えっ?どうして・・・」

「お前のカバンがだらしなく口を開けていたから。」

体操着が見えたと言うが実際は、ジャックが遊星のカバンを物色したのだ。

「お前が起きたのなら少しばかり楽しませてもらおう。」

「えっ?楽しむ・・・?」

まだハッキリとしない思考。

「楽しむってこう言う事だ。」

ジャックは、遊星の腰を掴むと上下に揺らし始めた。

「あっ・・・はぁ・・・あああ・・・なんで・・・」

「良い声だ。さっきも言ったがココは、風呂場だ。風呂に入るのに服を着たままなんて有りえん。それにお前を

抱いたまま湯舟に浸かるには、この浴槽は狭い。コンパクトに入る為にお前と繋がったワケだ。」

ただの屁理屈を並べるジャック。

前々から遊星と風呂場でのSEXを模索していたのだが実行に移すチャンスが無かっただけ。

「そうキツク締め付けるな・・・そんなに良いのか?」

ギュッギュッ・・・と男根に絡み付く内肉。

風呂場とあって喘ぎ声にエコーがかかって何時もより興奮する。

だが場所は、高温多湿・・・互いに湯当りを起してしまうかもしれない。

長帳場で楽しむ事が出来ない。

バシャバシャと跳ねる湯。

ピンクに染まる躰。

身を捩り身悶える遊星が余りにも美しいと感じた。

そかも密着している所為で遊星の感じ過ぎてコリコリと固くなっている乳首がジャックの躰に擦ているのだ。

「あああぁぁぁ・・・だめ・・・いっ・・・イク・・・」

「ああ。行きたければイケ!!俺もお前の中にタップリと注いでやるからな。」

激しくなる抽挿。

繋がっている場所が水中に有るため淫靡な水音が聞く事が出来ないのが少々残念な気がすが何時もと違う

シチュエーションに遊星が興奮している様だ。

 

身震いをしながらジャックに持たれる遊星。

気を失ってしまった様だ。

 

次ぎに遊星が目覚めた場所は、ジャックの部屋。

部屋の主であるジャックは、不在の様。

風呂場で起きた出来事に遊星は、顔を赤らめシーツに埋もれる。

部屋に戻って来たジャックは、遊星が起きた事をシーツの形で知る。

そんな遊星をシーツの上から伸しかかり

「余り可愛い行動を取るなまたしたくなるだろう?」

シーツ越しに聞こえるジャックの声に遊星は、身震いをする。

「そうだお前の下着とか洗濯しておいたのだからその報酬をもらわないとな。」

「そっ・・・そんなの貴方が勝手にした事でしょ?私は、頼んだ覚えなんて無い。」

そう勝手にジャックがした事。

遊星には、内緒だがジャックが帰宅後眠る遊星のカバンを物色した際、汗で汚れた体操着を見つけたのだが

その体操着に染み込んでいる遊星の匂いで自慰をしてしまい白濁した粘液を付着させてしまったのだ。

帰宅後眠ってしまった遊星自身にも汗の匂いが付いている。

制服が皺になる事を嫌うジャックは、遊星を脱がし彼女を下着姿に・・・。

制服は、ハンガーにかけクローゼットの扉付近に吊り下げ暫く下着姿で眠る遊星を堪能していたが男として

最愛の女の下着姿に反応を示さないワケが無い。

変態行為だと解っているが遊星のショーツは、自分のズボンの中にしまいこむ。

そうとは、知らない遊星。

ジャックに良いように扱われ風呂場での行為に至らされてしまう。

 

シーツに包まれている遊星。

そんな遊星をジャックは、シーツの上から悪戯を開始する。

程無くして熱の篭った遊星をジャックが堪能した事は、言うまでも無い。


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