闇が支配する戦乱の世・・・
人々は、闇から脱し光を追い求め彷徨いう
その時 天空の曇が裂け光明が差し大地が荒れ雷が落ちる中
- 小さき幼子山間に舞い降りたるは、天かける神々の巫女なり
- 巫女の下 三幻神集いし時闇の支配より開放されん
-
- カイバ帝国軍羅刹率いる忍衆により
- 近隣諸国は、制圧され
- その地を治めていた国王達は、一族諸共処刑され
- 異議を唱える者が居れば一家を巻き込んで強制労働に狩り出された
- それは、幼い子供にまでおよんでいた。
- その中 カイバ帝国と張り合う小国シャイン・キングダムのユギの下優秀な忍達が集い
- 羅刹達と互角に渡り合っていたが・・・
- その羅刹によりシャイン・キングダムの忍頭が暗殺された。
- 数日後・・・・
- 「おい!大丈夫か?」
煩い・・・誰だ?もう少し眠らせてくれ・・・
「おい!いい加減眼を開けろよ!」
自分を起こそうとする声につられて眼を開けると
「よかった〜生きてたぜ」
「こ・・・こ・・・は?」
ボンヤリと天井を見上げていると
「お前 獣道で行き倒れしてたんだぜ」
行き倒れ?ああ・・・そう言えば追っ手に追い駆けられて
不覚にも途中で意識が無くなったのか・・・
急に起き上がろうとしたが身体が思うように動かないし頭が割れそうに痛い
「無茶するなよ お前3日も眠っていたんだぜ」
起き上がろうとする男の身体を抱き抱えるかの様に手を出すと
「貴様は?誰だ?」
「オレの名前聞く前に自分の名前を言うのが礼儀だろ?」
言葉使いからにして男の様だがその出で立ちは女そのもの
「ふ〜俺にそんな事言うのは貴様が初めてだ。
俺の名は瀬人・・・貴様は?」
身体を横にしてもらいながら言うと
「オレか?オレはユキ・・・この近くの村に住んでる」
何か飲むか?と尋ねるユキに瀬人は、水を所望した。
ユキに抱き抱えられる感じで起こしてもらいながら水を飲むと
「ここは?」
「ここか?ここは、お前が倒れていた場所から一番近い山小屋だぜ」
笑顔で答えるユキ
俺は、その時ユキの紅い瞳と髪を綺麗だと思った。
「オレの瞳と髪・・・紅いだろ?」
俺がユキの瞳と髪を見ている事に気が付き
「まるで血の様にさ・・・鬼っ子って言われてるんだぜ」
他所の村でな・・・そう付け加えるとやや悲しそうな顔をするユキ・・・
瀬人はユキの顔を撫でながら
「俺は、綺麗だと思った。まるで炎の様に・・・」
「お・・・お前 きっ綺麗ってそっそんなの・・・言われたの初めてだぜ」
赤くなるユキの顔を撫でながら胸の奥が暖かくなるのを感じながら俺は
ユキの顔を見つめていた。
う〜ん・・・結末考える前に書き始めました。
闇遊あの口調で女の子やってます。
今の段階では、村娘です。
この後・・・またややこしい展開になる予定です。
はぁ〜まさか加筆修正するハメになろうとわ・・・
ってここまで加筆しています。
「神無月」ってありますが
陰暦一〇月の異名。神の月、の意という。後世、「無」の意に解釈して、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、他の地には不在になる月
またこれの逆が「神有月(神在月)」っていうんです。
出雲国の陰暦一〇月の異名。[季]冬。