疑問-10-

※遊戯の言葉使いは女の子の言葉使いになっています。

遊戯が自分の事を「オレ」とは言わず「私」と言っています

海馬の変態度がアップしてます。読まれる方は、くれぐれも気を付けて下さい

それでもO・Kでしたら下へ行って下さい











































海馬邸に着いても車から降り様としない遊戯

海馬は遊戯の腕を掴むと無理矢理引きずり出す

「手間を掛けさせるな」

そう言うと体重の軽い遊戯をまるで荷物でも扱うかの様に肩の上に担ぎ上げる

「やぁ〜降ろして離して!!」

ジタバタと足をバタつかせ抵抗をする

「そんなに足をバタつかせていると下着が見えるぞ」

「!!!」

余りの恥かしさに顔が真っ赤になる

大人しくなった遊戯の足の太股に海馬は軽く口付け舐め上げる

それは、まるで御褒美といった感じで・・・

「かっ・・・海馬何をする!!!」

「口で触れられる距離に貴様の太股が在るのだから構わんだろう?」

そう言いながら頬擦りや撫でまわされる

背を何かしら得体の知れないモノが駆け上がる

「!!!」

海馬ってこんな変態キャラだったのか?

私は、こんな男を好きになったのか?

私が男達に絡まれている所を助けてくれた海馬のイメージが崩れてしまう!!!

 

遊戯が顔を真っ赤にしている事を想像し高笑いをする海馬

まさか遊戯が引いている事を知らないで

 

 

玄関の大扉が開かれ執事と数人のメイドが出迎える

こんな格好を見られる事に遊戯は恥かしくて恥かしくて仕方が無い

それこそ穴が在ったら入りたい心境だ

海馬は執事に遊戯の荷物が未だ学校に在る事を告げる

執事は恭しく頭を下げ承諾すると何処かに行ってしまう

きっと自分の荷物を取りに行く準備をしに行ったのだろう

執事の仕事も大変だなぁ〜と心の何処かで思ってしまう

海馬は遊戯を肩に担いだまま自分の部屋に向う

その間遊戯は不思議な気持ちでイッパイだった。

何度も来た事のある海馬邸・・・

その屋敷内を進行方向とは逆方向に向っている

しかも何時もの目線より高い位置で

背が高い人の目線になる事なんて早々に無い

到着した海馬の私室

ここで漸く降ろしてもらえると思っていたのに海馬の足は更にその奥にある扉に向う

方向からにしてその場所は寝室・・・

遊戯の顔を曇り出す

間違い無く海馬は自分を犯すつもりなのだ

海馬の寝室で行為に及ぶ以外入った事なんて無い

 

性欲の処理・・・

海馬にとって私の存在は、それだけなのか?

そんなのは惨め過ぎるじゃないか・・・

 

遊戯が抵抗を試みるより早く背中に柔らかい感触が・・・

でも急に感じたショックで一瞬だが呼吸が止まってしまう

自分に圧しかかって来る海馬

「何するの・・・」

解っているのに訊ねてしまう

「ベッドの上でする事といったら当然セックスだろ?」

海馬の口角が上がるのと同時に遊戯の心は沈んでしまう

暗い表情の遊戯

 

ああ・・・やっぱり海馬にとって自分は性欲処理の道具でしかないのか・・・

 

「貴様は俺の女だ 俺から勝手に離れる事は許さない」

ドッキとしてしまう

私が海馬の女?

「何ばかな・・・」

海馬の告白を聞いても未だに不安気な表情を見せる遊戯

チッと心の中で舌打ちする海馬

「俺が貴様の男だからな」

「!!」

海馬が私の男・・・

 

男経験の無かった遊戯を女にしたのは確かに海馬だけど・・・

もしかしたら・・・と淡い期待が心の中に湧き起る

「そ・・・それって告白のつもり?」

「貴様の好きな様に受け取ればいい」

否定しないの?

それともヤリタイからの口実?

「ヤリタイだけなら・・・そんな事言わないで・・・変に期待しちゃうから・・・」

「ヤリタイだけ・・・そんな事の為にこんな恥かしい事言えるか!」

「えっ・・・?」

じゃ・・・期待していいの?

 

顔を赤くしている海馬

彼にとって一大決心しての告白だったのだろう

そんな海馬に思わず抱きついてしまう

「貴様の応えを聞かせてもらおうか」

「私の好きな様に受け取ってイイのでしょ?だったら応えは・・・」

そう言うと遊戯は軽く海馬に口づける

今迄何度も海馬とキスは、した事があるがそれは海馬からのモノで遊戯からする事なんて

無かった

そんな可愛い口付けは主導権が海馬に移行すると互いの口腔内を犯す淫靡なモノに変ってしまう

 

何時もなら服越しとは言え荒々しく遊戯の胸を鷲掴みにし搾乳をする手が優しく包み込む様に

動き出す

まるで壊れモノでも扱うかの様に

遊戯の口から離れた海馬の唇は遊戯の首筋を啄みだす

「はぁ・・・痕は着けないで・・・」

「聞けんな 貴様が俺のモノだと思って抱くのだ

その証を着けさせろ」

そう言って紅い痕を散る花弁の様に着けて行く

そして紅い痕が着く度に嬉しそうに舌で舐め上げる

 

遊戯が着ていたシャツの前ボタンは全て外され左右に広げられる

鎖骨を甘噛みされながらブラのホックが外され直接海馬の指が胸の飾りを弄りだす

余りにも丁寧な愛撫に遊戯の心が溶かされて行く

何時もなら聞かれたく無く声を抑し殺しているのに今回は感じ過ぎて抑える事が出来ない

背を反らし感じている事を躰で知らせる

遊戯の素直な反応に海馬は驚きつつも遊戯の感じる姿が見たくて更に愛撫を施す 

 

「はぁはぁぁぁ・・・かい・・・あっか・・・」

整わない呼吸の中途切れ途切れに自分の胸に吸いついている男の名前を呼ぶ

それに気が付いた海馬は遊戯が何を求めているのかも察したのか遊戯の顔近くまで近付き

遊戯が望むまま口付けを交わした

 

その間にも片手は遊戯の細い脇腹をなぞりスカートを捲り上げ太股を撫で下着越しに恥丘に

触れる

「湿っているな」

優しく言われるも恥かしい

顔を見られたく無い遊戯は横を向くが海馬は、遊戯の瞳に自分が写らない事が許せず

遊戯の顔を自分の方に向かせ口づける

陰部を下着越しに嬲っていた指は、邪魔なスカートを剥ぎ取ろうとホックを外しファスナーを

下げる

海馬が何をしようとしているのか解った遊戯は腰を少し浮かしスカートをずらしやすい様にする

協力的な遊戯の行動に驚きながらも手を休める事なく動かす

スカートを脱がすついでに脱がされた下着

遊戯は一糸纏わぬ姿にされる

それなのに海馬は、衣服を身に纏ったまま・・・

余りにも恥かしいので海馬のシャツに顔を埋める

「遊戯 貴様の全てを俺に見せろ」

頭をフルフルと振る遊戯

「俺のモノとなった貴様の全てを見たい」

それでも遊戯は、恥かしくて承諾出来ない

海馬は遊戯が顔を隠せない様にシャツを脱ぎ

また彼も一糸纏わぬ姿になった。

シャツで顔を隠せなくなった遊戯は両手で顔を覆い隠すも両手は一纏めにされ頭上へ

朱に染まった顔を海馬に晒す羽目に・・・

マジマジと自分の躰を眺める海馬

「もう・・・恥かしい・・・それに何回も見てるでしょ?」

海馬とのSEXなんて初めてじゃない

何回も行為に及んでいるのだその都度自分の裸体なんて見ている筈

それなのに何故こんなに見回す必要があるのだろう?

「ああ・・・貴様の躰は、何回も見ているが自分のモノとして見ていたワケじゃない

だが今俺の横で横たわるこの躰は俺のモノ・・・それを見ているだけだ」

その表情はウットリとした様な表情

胸元に散る花弁に触れていた指は、ゆっくりと降下して行く

 

 

蜜を零す場所に辿りつくと同時に海馬自身も降下する

遊戯の足を左右に割り開きその間に自分の躰を入れる

それによって遊戯の足は閉じる事が出来ない

 

海馬は遊戯の足を抱え上げ陰部が自分の顔の前に来るようにする

恥丘を左右に広げ蜜を溢れさせる場所を見つめる

 

「やぁ・・・見ないで・・・」

「クククッ・・・俺のモノを何度も咥えておきながら貴様のココは綺麗な色をしているな」

そう言いながらゆっくりと指を飲み込ませる

「はぁぁぁ・・・・あああぁぁ・・・」

見られていると思う羞恥心と先程からの愛撫で敏感になっていたので指だけでも感じすぎる程

感じてしまう

「指だけで更に蜜の量を増やしたか」

ピチャピチャ・・・ズズズズ・・・

指で中を掻き回せながら溢れる蜜をすすって飲む

それが擽ったいと思ってしまう

そしてそれ以上の快楽が欲しいと思ってしまう

 

「かい・・・はぁん・・・ふぁぁぁ・・・か・・・かい・・・」

何度も海馬を呼ぶ

「どうした?」

海馬が自分の方を見た事に気が付くと遊戯は海馬に両手を差し出しながら

 

「貴方を感じたい・・・だから・・・きて・・・」


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