疑問-その後-


「あぁ〜はぁぁ・・・んんん・・・せっ・・・あああ」

海馬の足を跨ぐ様に座らせられ貫かれる

双丘を掴まれ上下に揺らされる

中道をグチュグチュに溶かされながらも相手のモノに絡みつき締め上げる

「せっ・・・もう・・・いき・・・あああ・・・」

小さく華奢な躰を硬直させた後の緩和

遊戯は海馬の胸元に凭れ掛かる

海馬は数回遊戯の躰を揺さぶると中に吐精する

 

自分の中に放たれる精を感じた遊戯

「あっ・・・また中で出す・・・」

呟く様に言うと

「ん・・・?どうした」

自分の腕の中にスッポリ収まっている小さな躰を抱きしめながら優しく額にキスをする

「どうして中出しするの?中に出すなら避妊ぐらい・・・」

「そんな事か・・・」

遊戯の顔を上向かせると瞼や頬にもキスを落とす

 

海馬からされるキスは気持ちイイ

自分も海馬にするキスも好きだけど

彼も自分にキスをするのが好きな様だ

 

行為の前・最中・後には決まってキスをしてくる

彼なりに労を労ってくれているのだろうか?

 

「幾ら私が発育不良だからって妊娠しない保証なんてないのよ」

軽く唇に合わせられながら

「妊娠したなら産めばいい」

えっ?

「貴様が孕むのは俺の子だ だったら産めばイイ」

彼がそう言うのは解っていた

解ってたけど・・・本当に言われるなんて思ってもみなかった

「どうして貴方の子だと言いきれるの?」

「俺以外貴様に触れる男なんていないからな」

「それって私達の関係に終わりが無いって言ってるみたい」

「終わりが在るとでも言うのか?」

真摯な顔で言われると顔を反らしてしまうよ

「人の気持ちって四季を同じで移ろいやすいモノよ

何時までも一緒ってワケ・・・んんん・・・」

急に奪われる言葉

「生憎と一度手に入れたモノは、そう簡単に手放したくないんでね

特にレアなモノは一生傍に置いて置きたい」

まるでプロポーズをされている気持ちになる

「それとも貴様は、俺以外の男の子供を孕む気なのか?」

「解らないわ・・・先の事なんて・・・えっ・・・????」

急にベッドの上に押し倒される

未だに自分の中に在るモノがピクピクと動き出した様に思える

「貴様が孕むのは俺の子のみ」

「なっ・・・何するの?」

「この状況でする事なんぞ 只一つ

子作り以外にないだろ?」

ゆっくりと動かされる腰に遊戯は驚いてしまう

「あっ・・・ダメ・・・感じてしまう・・・」

「遊戯 貴様が孕んだら俺の元に来い

貴様と子供を養う事ぐらい出来る・・・」

そんな事簡単に言わないで・・・大企業の社長様とただの女子高生では雲泥の差なの

貴方の為になるとは思えない

「余計な事を考えるな 俺は貴様を手放す気は更々無いんだからな・・・くっ・・・」

「ああんん・・・せと・・・」

「うぎ・・・誓え・・・貴様は俺のモノだと・・・貴様の一生は・・・俺と共にあると・・・」

誓う必要なんて無い

これほどまでに好きになった相手なんて居ない

寧ろ自分から彼の元に置いて欲しいと願い出たい

 

「・・・だったら・・・貴方も・・・何があっても私だけを傍に・・・」

遊戯の言葉に目を見開くがその言葉が承諾だと解ると

「当然だ 貴様以外俺の妻に相応しい女など居るわけがないのだからな」

「だったら貴方の精子で私の中をイッパイにして・・・」

「中に出すぞ」

「構わない・・・その代わり責任は取ってね・・・」

「ああ・・・約束する」

そう言うと海馬は律動を早める

 

海馬にしてみれば何時遊戯にプロポーズをするか悩んでいたのだ

今は戯れ事の中でのプロポーズだけどその内ちゃんと貴様にプロポーズをする

そして必ず貴様を手に入れる

他の男の元へ行こうという気が起きない程にな・・・

 


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