疑問-11-
※遊戯の言葉使いは女の子の言葉使いになっています。
遊戯が自分の事を「オレ」とは言わず「私」と言っています
海馬の変態度がアップしてます。読まれる方は、くれぐれも気を付けて下さい
それでもO・Kでしたら下へ行って下さい
自分を求める遊戯の表情は、微かに笑みを浮かべている
自分だけに向けられた笑み
海馬が求めていたモノ・・・
それが叶った瞬間だった
たとえ遊戯が快楽に流されて見せた笑みだったとしても海馬の心を満たすには充分だった。
遊戯は、自分の腕を海馬の首を捲きつかせキスを強請る
まさか遊戯がこんなにもキスが好きだったとは・・・
何度も躰を繋いできたのに知らなかった
海馬は張りつめた自分のモノを遊戯の陰部に宛がいそのまま最奥めがけて突き進めた
遊戯の喘ぎ声は海馬の口腔内に飲み込まれる
篭った熱を発散したくて遊戯は、頭を左右に振り口付けから逃れ様ともがく
それでも海馬は、離そうとせず貪り続ける
長い口付けは酸欠をおこさせていく
必要最低限の呼吸が遊戯の理性を消し快楽のみを残させる
自分の中に収まっている海馬のモノを感じ締め上げる
くっ・・・急にキツクなったな・・・
遊戯の唇を解放してやると耳元で
「急にきつくなったぞ・・・」
「あ・・・やぁ・・・ん・・・」
海馬に抱きつきながら遊戯は自分の腰を動かす
こんな遊戯を見る事が出来るなんて・・・
あからさまな性的求め
自分を求める遊戯が愛おしくて・・・自分の全てを遊戯に注ぎたくて
自分を感じて欲しくて海馬は、律動を開始しだした。
「あぁ・・・んんん・・・はぁ・・・かい・・・」
律動に合わせて躰を撓らせ快楽を訴える
「かぁ・・・い・・・んん・・・」
「遊戯・・・俺の事・・・瀬人と呼べ」
耳元で囁くがその言葉が遊戯の耳に届いているのか解らない
それでも遊戯に自分の性では無く名前で呼んで欲しいと思った
「・・・ああぁぁ・・・せっぁ・・・」
喘ぎの中で微かに自分の名前を呼んだ?
「ゆう・・・もっと・・・俺を・・・俺の名を呼べ」
「うぁんん・・・せ・・・ぁぁ・・・と・・・もう・・・もう・・・」
もうダメと涙ながらに訴える遊戯の躰をキツク抱きしめながら
「ああ・・・俺も・・・もう・・・くっ・・・」
ビクビク震えたかと思うと緩和していく遊戯
海馬も遊戯の中に自分の精を吐き出していく
疲れ果て自分の腕の中で眠る遊戯
海馬は遊戯の髪を優しく梳きながら
「貴様は、あの時本当に俺の名を呼んだのか?」
それとも俺の聞き間違いか?
快楽の波に飲み込まれている最中に自分の名を呼んで欲しいと願い
それに応えるかの様に遊戯の口から途切れ途切れでは在るが自分の名前が
聞こえた様に思えた
自分にとって都合の良い解釈なのかもしれない
もしかしたら遊戯は、無意識の内に本当に自分の名を呼んだのかもしれない・・・
「遊戯 早く目を覚ましてくれ
そして俺に・・・俺だけに貴様の笑顔を見せてくれ」
俺の名を呼びながら・・・