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「何故?彼に内緒にしておくと事は、さらに彼の心を傷付け
る事になるのに・・・」
「何の事だ?」
遊戯達が自分の事を言っている・・・
それなのに自分の事を無視した発言・・・
イライラする
「聞かないでくれ!!海馬!!」
遊戯の悲痛な声
それでも知りたい何の事を言っているのか
「彼の寿命がもう無いんだよ」
「あっ相棒〜!!」
「なっ・・・もう一度言ってみろ!!」
叫ぶ遊戯
海馬は、天使の胸座を掴み上げ再度聞いた
「彼の寿命は、もう少しで尽きるんだよ」
冷静に答える天使
「相棒!何故!」
「さっきも言ったよ彼に内緒にしておく事は彼の心をさら
に傷つける事になるんだよ君がセトを失った時と同じよう
に」
「セトを死なせたのは天界の責任だ!俺がセトを助ける為
に降臨しようとした時 天界は、邪魔をした!!
その為にセトを死なせてしまった!セトの死を俺は知らな
かった」
デーモンとの戦いセトは、遊戯を召喚しようとしたのだが天
界の邪魔にあい遊戯を呼び出せないでいた。
それによってセトは、殺害されたのだ・・・
しかし天界は、その事を遊戯に知らせなかったのだ。
知った時どれ程 悲しかったかどれ程 天界を憎んだか
「遊戯!!こいつの言っている事は、事実なのか?」
「ああ・・・」
自分があの時経験した悲しみを今度は、海馬に体験させよ
うとしている・・・
「ふざけるな!!貴様この俺を馬鹿にしているのか!!」
「ふざけてなんかいないぜ!」
「だったら何故 俺に隠し事する!何故貴様は生きようとし
ない!」
「彼は、君と生きようとしたんだよ。たとえ堕天しようとも・・・
もし彼が天界に帰ったらもう二度と君の元には、戻ってこれ
ない・・・彼は、天界から言われているんだよ君を助けては、
いけない・・・君に関わっては、いけない」
「相棒・・・俺は、海馬の事 何があっても護るぜ!
たとえこの身が消滅しようともな!」
「もう1人の僕・・・君が僕にけんかふっかけても今の君に
何が出来るの?消滅したら彼を護れないよ?」
「護れるぜ!」 |
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