- 宴の席・・・
- キサラは、父 剛三郎の傍に席を取らず羅刹の傍に居た。
- 「羅刹様 お注ぎしますわ」
- 羅刹に酒を勧めると大臣達が
- 「これは、これは、キサラ様は大層羅刹殿に御執心と見えますな」
- 「羅刹殿もキサラ様程の美姫に御酌をされて満更でもないでしょう
- 御羨ましい ハハハハハ・・・」
- そんな言葉にキサラは、頬を染めつつも羅刹は、顔色変える事無く
- (マスクをしているので顔半分は、窺い知れるが)
-
- こんなくだらん低脳な愚鈍共の心無い賛辞なんぞ只のやっかみと嫉妬にしか聞えん
- それを気付かずに真に受け頬を染めるなどこの姫の程度の低さが窺い知れる
- それともそうと知りつつ演じているのか?
- どっちにしろ俺には関係が無い事だが
-
- 羅刹自身あまり宴とかに興味が無くむしろそんな事をしている暇があるのなら新たな戦術を
- 考えるか新しい幻術・幻獣の研究をする方が時間の有効利用だと思っていた
- そう思いながら杯に口をつけていると
- 「羅刹よ明日には出立出来そうか?」
- と剛三郎の声が
- その声に羅刹は、
- 「シャイン・キングダムの新しい忍頭が如何様な者か早く知りたいので明日には出るつもりです」
- 「聞く所によると小柄な幻術使いらしいぞ 心して行く様にな」
- 「はい」
- そう応えると羅刹は、席を立ち
- 「明日の準備もありますので今宵は、これにて引き下がらせていただきます」
- 軽く会釈をするとその場を立ち去った。
- 「羅刹食えぬ男よの・・・」
-
- 自室に戻るとクローゼットに直してある着物を取り出すとユキの事を思い出していた。
-
- ユキ今頃貴様は、何をしている?
- 明日 俺はここを発ちシャイン・キングダムで一戦を交えなければならない
- 明日もこの命があるのならあの村に行ってみよう
- シャイン・キングダムからあの村まで全速力で走っても3時間もあれば行ける
- 今あの村には、俺の直属の部下数名が護っている
- 如何なる者からも護れる筈だ
-
- カタン・・・
- 扉からの音に羅刹は、眼を遣りながら着物をクローゼットの奥に仕舞うと
- 「誰だ?」
- ここは、カイバ帝国皇帝の居城・・・他国の間者がそう易々とは忍込めないが・・・
- 一応に警戒をしていると
- 「羅刹様 キサラです。」
- 恐る恐るキサラの手によって開けられる扉
- 羅刹は、ベッド脇に立ちながら
- 「キサラ様いったいどうなされたのです?」
- キサラは、恥ずかしそうにしながら羅刹の元に来ると
- 「羅刹様 私を抱いて下さい・・・
- 私を羅刹様の手で女にして下さい」
- 今キサラが身に纏っているのは身体のラインが薄っすらと透けて見える薄絹
- 胸元が際どい所まで開いている・・・
- キサラは、羅刹の身体に自分の身体を押し当てながら
- 「御願いです羅刹様」
はぁ〜文才が無いのに・・・
何かキサラさん大胆行動してますね
フフフ・・・羅刹さんキサラさんを食べますか????
それともユキちゃんに操を立てますか????
馬鹿なコメント書いてますが体調があんまり良くないんです〜(T_T)