- 瀬人は、ユキの案内でユキが休みの日に利用する長屋の一室に案内された。
- しかしユキがこの長屋に来たのは、ここを借りた日のみ
- それ以外だと今日が初めてなのである
- 「生活感が無い家だろ?」
- ユキが言うように確かに生活感が全く感じられないが休みの日にしか利用していないって事だから
- 仕方が無い・・・と思った。
- 「町中で新鮮な野菜が手に入るとは思わなかったぜ」
- そう言うとユキは、台所に立ち調理を開始した。
- その間 瀬人は、何か落ち着かなくて台所に行くが
- 「座って待ってろよ」
- と言われ部屋で座って待っていた。
- でも次第に今の状況を観察する余裕が出てほくそえんだ
-
- 今の状況・・・まるで新婚生活の様だ・・・
-
- そしてこの状態がこのまま続けばいいとさえ思えた。
- それは、ユキも同じで2人でこのまま生活したいと思っていた。
- 「ユキ 貴様は、何時まで休みなんだ?」
- 「う〜ん明後日の昼までだぜ」
- 「明後日の昼まで一緒に居られるんだな」
- 「えっ・・・」
- 瀬人の言葉にユキは、頬を染めながら
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- 瀬人と一緒に生活するのは初めてじゃないけど・・・
- あの時 瀬人は怪我をしていて・・・
- 今は、健康其のもので・・・何時過ちを犯してもおかしくないワケで・・・
- えっと・・・オレは、いったい何を考えてるんだ!!!!!!
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- ユキの思考は、まともな方向からかけ離れて行き
- しまいには、余計な妄想に発展してしまい慌てふためく破目に
- 瀬人は、ユキが何を妄想してしまったのか解らないまま慌てふためく
- その後ろ姿を不安げに見つめていた。
- しかし瀬人の方もユキの後ろ姿を見ながら
- こまま抱き締め思う存分その肌を味わいたい
- 自分を覚えさせたいユキが自分以外の男のモノになりたいとは思わせない様にしたい
- そんな想いに駆られていた。
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- 2人とも同じような事考えていて実行に移せない・・・
- それは、互いに嫌われたくない一心で・・・
何かこのまま何話まで行くのか不安です。
しかし元が短いからな〜
(普通のSSサイト様の1P分がここでは、2〜3P分かも・・・)