- 「くくく・・・さぁ〜もっとデカクなりやがれ!!!
- この世界全てを闇の世界に変えてやれ!!
- 生きている全てのモノに死と破壊の恐怖植えつけろ!!
- エクゾディア・ネクロス!!」
- 狂喜に打ち震えるバクラ・・・
- しかし彼にとってこれは、只の布石にしか過ぎない
-
- これで伝説の巫女さえ現れなければ・・・
- 俺様の計画は、完璧なのだが
- 巫女が目覚める前に何とか見つけ出し始末をしないと・・・
-
- 狂喜を見せては、いるもののその目は鋭く笑っていない
- 既にこれから先の事を考えていた。
- その間も崩れる城・・・
-
- 一方 遊戯達は、急な城の崩壊に驚いていた。
- 「一体何が起きたんだ・・・」
- 崩れる壁 亀裂が入っていく床
- 「ここから直ぐに撤退する!!」
- 「しかし遊戯様ここまで来て撤退とは・・・」
- 「ここも時機に崩れる
- 崩れる前に撤退をし戦略を練り直す」
- そう言うと遊戯は、忍達に撤退を促す
- 数名の忍は、遊戯の指示に従い撤退しようとするが他の忍は、
- 先に進もうとする
- 「我々は、羅刹様に仕える忍・・・
- ここで逃げ出したとあらば羅刹様に会わせる顔が無い!!」
- 「貴様等は、愚か者か!!
- 死しては、羅刹様に二度と仕える事は、出来ないんだぞ!!
- ましてや逃げも勝機と思えばよかろう!!」
- そんな口論の中 更に進む亀裂
- それが足元にまで及び・・・
- 「おい!口論してる場合じゃない!逃げるんだ〜!!」
-
- ガラガラ!!!!!ドドドドド・・・・・・
-
- 「うわ〜!!!!」
- 巨大な音をたてて床が崩れ遊戯達を飲み込んで行った。
-
- このまま死ぬわけには、いかない
- せめて この者達だけでも助けなければ・・・
- しかしオレに残された力だけでは・・・
-
- 『そんな事で諦めるのかい?
- それでもアンタは、忍頭なの?
- 根性無いね〜』
-
- 頭の中に響く声
- 何だか懐かしい・・・
- 誰の声だったのかなぁ?
-
- 『ふざけんじゃないわよ!!
- とっとと目を覚ましな!!
- このグズ!!』