鏡の世界-2-

  鏡の世界(サマーバレンタイン)-2-


海馬に手を握られドンドン中に進んでいく

 

冷たい感じがする鏡だらけの世界・・・

まるで氷の世界・・・否 水の世界を思わせる

 

初めて体験する鏡だらけの世界に遊戯は驚きを隠せないでいる

床以外に映し出される自分達の姿

それは、時には長細く 時には太めの横長に

腕が長かったり腰から下が長かったりまたその逆だったり

遊戯には目に写るものが新鮮で仕方が無かった。

だから海馬が自分を何処に連れて行こうとして

いるのか・・・それに気づく事は無かった。

 

海馬は、目の前の鏡を軽く押すと物音立てずに鏡が開く

遊戯の手を掴み鏡の中へ入ろうとする海馬に

「勝手に入っていいのかよ?係員に見つかったら怒られるぜ」

抵抗をしながら言うと

「ここで俺に意見出来るヤツなんて貴様ぐらいだ」

そうここは海馬ランド・・・

社長である海馬に意見が出来る従業員なんて早々に居ないだろう

鏡の反対側に入ると

そこは一面の鏡の部屋・・・

壁や天井・・・床に至るまで鏡なのだ

壁の鏡の角度からしてこの部屋は四角柱では無い

「海馬この部屋は、何角形なんだ?」

鏡の量に驚いての発言なのだろうが・・・

普通は、そんな質問はしないと思う

寧ろここに連れて来た理由を聞くのが普通だと思うが

まぁ・・・自分達に普通なんてモノが在るとは思えんが・・・

「この部屋は八角柱だ

全ての角度から貴様が見える様にしている」

そう言うと遊戯の背後に回り抱きしめる

「ずいぶんと濡れたな

貴様に風邪を引かれては適わん俺がその濡れた服を脱がしてやろう」

先程の雨で濡れた遊戯の服を脱がそうとするがその手は

遊戯の地肌に微妙なタッチで触れ来る

「やぁ・・・何するんだ・・・!これぐらいで風邪なんて引かないぜ」

見を捩り海馬の腕から逃れ様とするが腕力の違いと

微妙なタッチのお陰で何とか抑えていた熱が再点灯しだし

遊戯から抵抗力を奪っていく

 

チュッ・・・チュク・・・

首筋に唇を押し当てられて吸い付かれ舌先でチロチロと舐められ

感度の高い遊戯の身体は、それだけでも立っていられなくなり膝

から崩れ落ちる

床に座り込んだ遊戯を背後から抱きしめ自分の方にもたれさせる

遊戯の黒いタンクトップの中に入り込んだ手は、胸元をまさぐり小さな

突起を見つけると人差し指と親指で摘まみ引っ張ったり捏ね繰り回したり

押しつぶしたり

胸の刺激だけで遊戯の息は荒くなり頬が紅潮しだす

顕著に現れる遊戯の異変は刺激を与える海馬を喜ばせ更なる

行動へと移させる

カチャカチャ・・・とバックルを外す音の後にジッパーを降ろす音

海馬の愛撫によって反応しだしている遊戯の中心部分に触れる

大きな手

「はぁ・・・ぁぁ・・・」

何時もならバックルを外す音に抵抗する遊戯だが昨夜からの熱が・・・

海馬へ求める欲求が遊戯から抵抗する事を忘れさせる

緩急を付けられ強弱を付けられ扱かれる遊戯の小さなペニス

 

はぁぁぁ・・・気持ちイイ・・・もっと触れて欲しい・・・

このままイカセテ欲しい・・・

 

白濁とした液体をにじませピクピクと震えだす

「遊戯イキタイのか?イキタイのなら口で言ってみろ」

恥ずかしくて言えない・・・首を横に振る遊戯・・・

「遊戯 正面を見てみろ」

海馬は、遊戯の顎に手をやるとそのまま正面の鏡に向けさせた。

 

ドキン・・・

 

潤んだ瞳でだらしなく開いた口

口の端から流れ出す涎・・・

胸元まで捲り上げられたタンクトップ

下肢はズボンの前が開け開かれ蜜を零しながら海馬の手によって

扱かれている

余りにも恥ずかしいので目を逸らすが部屋一面が鏡張りなのだ

どの角度を向いても自分と海馬が一緒に居る光景が目に入る

 

自分にもたれかかっている遊戯の足からズボンを脱がすと胡座を掻いて

座っている自分の上に座らせる

しかもM字開脚をさせて

「遊戯 貴様の淫らな姿を脳に焼き付けておくといい」

海馬は、遊戯のペニスの根元に隠し持っていた紐を結わえ射精が出来

ない様にする

「あっ・・・やぁ〜やめ・・・」

紐を震える手で解こうとするが海馬の手によって阻止される

「勝手に解く事は許さない」

鏡の中の海馬と目が逢う

その瞳が怖いと感じる・・・

「遊戯 鏡をよく見ていろ」

 

グプッ・・・ヌプッ・・・

遊戯のペニスをなぶっていた指が固く閉じている蕾に挿し込まれて行く

見たくも無い光景

それなのに目が逸らせない

海馬の指を根元まで飲み込んだ蕾

その中で動き回る指・・・

それに感じてしまい遊戯のペニスは、痛いぐらいに張りつめる

解放したい・・・感じるままに・・・

それなのに根元を締め付けられて解放出来ない

苦しくて仕方が無い

海馬が「イキタイノカ」って訊ねた時素直に「イキタイ」と言っていたら

こんなに苦しまなくて済んだだろうに

だが今更そんな事思ったて後の祭りなのだ

 

増やされ飲み込まれていく指

次第に正視出来なくなり目を閉じるが

 

目を閉じれば触覚が敏感になり

指の動きがダイレクトに感じてしまうものを

 

目を開けていれば視覚と聴覚を

目を閉じていれば触覚と聴覚を刺激する

この鏡張りの部屋は、遊戯の行動を熟知した上で用意されたモノなのだ

 

・・・ああ・・・もう・・・かいばがほしい・・・

ゆびじゃなく・・・かいばのちんぽが・・・

 

「・・・かい・・・もう・・・」

限界だと・・・欲しいと・・・と訴えかけると

「俺も限界だ・・・」

何時の間にか遊戯の上着は全て脱がされ首輪だけしか着けていない状態に

海馬は、遊戯の中から指を抜くと遊戯の細い腰を持ち上げパンパンに

張りつめた自分のペニスを取りだし遊戯の緩くなった蕾に先端を押し当てる

「はぁ・・・ああぁぁ・・・いっ痛・・・やぁ・・・やぁ痛い・・・

蕾に海馬の熱を感じ声を上げる遊戯

この身体で行為は行った事が無い

それなのに海馬の熱がどれほどのモノなのか知っている

「貴様の・・・この身体の・・・初めての相手になれるとはな・・・」

遊戯のこの身体が本当にSEXを知らないワケではない

自分の前世とも言うべき男 神官セトが初めての相手なのだから

ただ3000年の時を超え新たに目覚めた遊戯の初めての相手が自分なのだ

そう思う事にした。

グプグプ・・・と飲み込まれて行く海馬のペニス

中道の狭さが

絡みつき奥へと誘いこむ肉の動きが海馬を追い詰める

 

中を通る熱に眩暈を感じる

熱い・・・そして引き裂かれるような痛み・・・

内臓を押し上げられる感触・・・海馬との一体感・・・

嬉しい様な悲しい様な

解らない感情に支配される

 

閉ざしていた瞳を薄っすらと開けると首輪以外何も身にまとっていない

全裸の自分の姿

しかもペニスは勃起しアナルには海馬の熱を飲み込んで行く姿が・・・

ギュッとアナルを締め付けてしまう

 

ククク・・・鏡を見て感じたのか?

相変わらず淫乱なヤツだ

 

盗み見した鏡で遊戯が紅い瞳を開いているのに気が付いたのだ

最奥にまでペニスを飲み込ませると中で自分の形になっている感触を

楽しむそれがもどかしいのか遊戯の腰が微かにだが揺れ動く

「かぃ・・・もう・・・うごけ・・・」

「では気様の要望に応えて動いてやろう」

ただし紐はそのままでな

 

海馬は、下から遊戯を突き上げるのと同時に遊戯の細い腰を掴み自分の

動きに合わせて揺さぶる


割り増しでエロを書くつもりが続きモノに・・・
否・・・エロより変態度の方が割り増しか?

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