疑問-2-

戯の言葉使いは女の子の言葉使いになっています。

遊戯が自分の事を「オレ」とは言わず「私」と言っています

それでもO・Kでしたら下へ行って下さい











































翌日 既に時間は昼前
昨夜の激しい行為により案の定腰が立たなくなる
何時もの事だと言いたいが少しは加減してもらいたい
躰は綺麗に清められている
自分が意識を失っている間に拭ってくれたのだろう

起き上がり早く服を来てこの部屋から出て行きたい
そう思うが余りにも躰が気だるく思う様に動いてくれない
サイドテーブルの傍に置かれた服
綺麗に折り畳まれている
彼が畳んだのだろう
一緒に畳まれて置かれている下着
恥かしくなる・・・

手を伸ばし届く場所に置かれた衣服
もしチャッチャッと着替えられたとしても腰に走る痛みで立ちあがる事がままならない
それでも遊戯は急いで着替え様とする
今日は運良く土曜日・・・学校は休み
きっと彼の事だそれを承知の上でことさら執拗に攻めたてたのだろう
ズキズキと痛む腰 気だるい躰
それでも何とか着替えを済ませる
床に足を着き立ちあがろうと無謀だが試みるとガクッと躰が崩れてしまう
まぁ自分が床の上に落ち様とやる事さえやってしまえばそれでバイバイ
この部屋の主は既に会社にでも行ったのだろう
何時もの事だけど・・・

そう思っていたのに寝室の扉が開き現れたのは、この部屋の主
「貴様 床の上に座って何をしている?」
着替えが終わり床の上に座っている遊戯
海馬の蒼い瞳が冷ややかに自分を見ているようで痛い
「私の勝手でしょ・・・」
「何処に行くつもりだ?」
「やる事終わったのだったら私なんて用済みの筈よ
この部屋に居る理由なんてない
腰の痛みが引くまで別室にでも行こうと思ったのよ」
海馬との関係は、親にも友達にも秘密なのだ
誰にも相談出来ない
「それにしても屋敷に居るなんて珍しいわね
何時もやる事終わったら仕事に忙しんでいるのに」
まともに海馬の顔が見れない
何時も居ない相手が居ると言うだけで・・・
自分の方を見ようとしない遊戯
しかも顔を朱に染めて
「ふ〜ん」
海馬は、今尚床に座り込んでいる遊戯の傍に行く
「なっ・・・何よ」
「貴様 下着は、着けているのか?」
朱に染まっていた遊戯の顔が更に赤く染まる
「なっ何て事言うのよ!!」
思わず声を荒げてしまうが正直な話しパンツは穿いてない
昨日穿いていたパンツをまた穿くと言う事に抵抗があったから・・・
あっでも何時もは替えのパンツは、持っているのだけど昨日に限って持ち検が有る事が事前に
知らされていたから持って来なかったのだ
そんな日に限って・・・アル意味最悪なのかもしれない

顔を朱に染め目を反らしたまま考え事をする遊戯
紅い瞳が自分に向けられない事に腹ただしさを感じる

何故俺は、この紅い瞳に拘る?


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