コール・ボーイ -Vol.4-
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時間が経つのも忘れ2人は、デュエルに熱中していた。
「この[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]の攻撃を受けたら貴様のライフは0pになる」
『キング』を護るモンスターは、先程 海馬のモンスター[ブラッド・ヴォルス]によって破壊されしまい
今フィールドにあるのは、マジック・カードやトラップ・カードを置くスペースに1枚あるのみ
そんな状況なのに『キング』は、焦る事もなくむしろ余裕の表情でいた。
「海馬 俺は、最後まで自分のデッキを信じている
そしてお前の攻撃は、このカードが防いでくれる」
「何をぬかす 貴様のデッキには、既に[聖なるバリアーミラーフォースー]は、存在しない・・・
それなのにどおやって俺に勝つと言うんだ?」
海馬の余裕な表情を見て『キング』は、攻撃してくるように挑発してくる
「貴様が望むのなら[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]の攻撃!!プレイヤーにダイレクトアタック!!」
海馬が攻撃宣言をしたのと同時に『キング』は
「トラップ・カード発動!![万能地雷グレイモヤ]!!相手が攻撃宣言した時に発動出来るカード
相手の攻撃力が強いモンスターを1枚破壊!!」
それによって海馬の[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]が墓地に置かれた
「クッ・・・しかし次のターンで俺が[死者蘇生]のカードを引いたら貴様の負けだ」
悔しそうにしている海馬を目の前に『キング』は、カードを1枚ドローした
「海馬 残念だったな。勝利の女神は俺に微笑んだようだぜ」
「何?!?!」
『キング』は、引いたカードを海馬に見せた。
「俺が今引いた[死者蘇生]のカードにより墓地から[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]を呼び出すぜ」
『キング』のフィールドに蘇った[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]・・・
まさか己にとって脅威になるとわ・・・
海馬にとってこれ程に屈辱的な事は、無いだろう
しかし海馬は、『キング』によって負ける事は、屈辱的だとは思わなかった。
それ程に『キング』の強さを認めているって事なのだろう
[ブルーアイズ・アルティメットドラゴン]によって0pにされて落ち込む事も怒鳴る事もしない海馬に『キング』は
予想外だと思った。
一応 海馬の事について小耳に挟んだ事なのだが
彼はプライドが高く我侭でワンマンな性格だと・・・
しかし自分の目の前にいる男は、静かに自分を見ているだけだった
『キング』は、今日の仕事内容を思い出し立ち上がると
「お前との約束は、果たしたぜ・・・ギャラは俺の口座に振り込んでおいてくれ・・・」
「・・・貴様は、俺から何を望む?」

えっ・・・と思い海馬の方を見ると海馬は
「アンティルールの事だ」
「あっそう言えば・・・そうだなまた俺とM&Wをしてくれ・・・」
「それだけでいいのか?」
「ああ・・・お前ほどのデュエリストには、そうそう巡り会えないからな」
「では、次回貴様と合間見える時は、俺が勝つからな」
「なっ・・・そんなの判らないぜ また俺が勝つかも知れないぜ」
「人は、背負うものが大きい程その実力を発揮出来る」
「その言葉覚えておくぜ」
「『キング』出て行く前にお前の名前を教えろ」
「遊戯・・・武藤遊戯」
そう言うと遊戯は、部屋を後にした。
「遊戯・・・名前まで一緒とは・・・」
デッキを直しながら海馬は、呟いた。
そして傍にあったデッキフォルダーに腕を伸ばすとその中から1枚のカードを出した。
カードに書かれてあった名前は、
[ブラック・マジシャン]


げ!!!ヤバイ5話で終わんないぜ!!
デュエルの内容ばかり考えてしまった。




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