コール・ボーイ -Vol.6-
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海馬コーポレーションの子会社が運営している高級ホテルのスイートルームに
遊戯は、海馬と一緒に来ていた。
先程 遊戯が他の男と一緒に高級レストランに来た所に出くわし
その光景に苛立った海馬が店から連れ出し遊戯の同意のもとホテルに来ていた。
遊戯は、室内に入るや否や海馬から離れ俯いていた。
おっ俺 いっ・・・今大胆な事してなかったか?????!
あっあれって恋人同士がする行動だよな
セト以外の男にしてしまったぜ〜!!
パニック状態なまま俯き赤面している遊戯を見て海馬は微笑ましい気分になっていた。
でも何時までも自分を見ようとしない事に海馬は、幾分面白く無いと思っていた。
「遊戯 デュエルをしないのか?」
その一声に遊戯は、慌てふためきながらも
「おう!するぜ」
海馬と向き合う遊戯・・・
「今回もアンティするんだろ?」
「もちろん」
御互いにカードをシャッフル
それぞれにカードを返すと
「「デュエル!!」」
「俺のターン!ドロー」
双方ともに感じる高揚感
自分が認めた相手からしか得られないもの
相手が次何を出すのかの探り合い
そうこうしている内に互いのライフは、風前の灯火状態
次の攻撃で勝敗が決まる
今 遊戯のフィールドに出ているのは、[クイーンズ・ナイト][キングス・ナイト][ジャックス・ナイト]の3体のモンスターと
トッラプ・マジックの方にもカードが2枚伏せてあった
一方 海馬の方にはモンスターは存在しておらずトラップ・マジックの方に3枚伏せてあるだけだった。
「海馬今回も俺の勝ちのようだな」
「俺は、前回貴様に「次は、勝たせてもらう」と言ったはずだが?」
「お前のフィールドには、モンスターは居ない
そのうえ[聖なるバリアーミラーフォース]も[万能地雷グレイモア]も使い切った。
この状況でどう勝つつもりなんだ?」
「やってみないと判らんだろ?」
余裕の表情の海馬・・・
いったいどんな起死回生をみせてくれるのか・・・
「では、先にその3枚のカードを排除させてもらうぜ
手札よりマジックカード[ハーピィの羽箒]発動!」
その瞬間 海馬は、フィールドのカードを1枚めくり
「トラップカード発動[グリフォンの翼]このカードは、相手が[ハーピィの羽箒]を発動時に使用可能!
このカードの効果は、俺のトラップ・マジックカードを護る代わりに遊戯 貴様のトラップ・マジックカードを
全て破壊する」
遊戯のフィールド上にあったトラップ・マジックカードは消え去ったものの
いまだに残るモンスター達
「[ジャックス・ナイト]でプレーヤーにダイレクトアタック!」
「トラップカードオープン[破壊輪]
この[破壊輪]を[ジャックス・ナイト]に装備」
「海馬そんな事をすればお前のライフも無くなるぞ」
「さらにもう1枚[地獄の扉越し銃]を発動!
このカードは、戦闘ダメージ以外のダメージを与える効果が発動した時、自分が受けるダメージを相手に与える事
が出来る」
ここに来て海馬のトラップカードのによる起死回生・・・
流石の遊戯もなすすべなくライフポイントは、0に
「あ〜初めての黒星だぜ・・・」
口を尖がらせて言う遊戯を海馬は(可愛い)と思いつつも席を立つと
「まさか[グリフォンの翼]をデッキに入れてるなんて予想外だったぜ」
「俺とて入れるつもりも無いし何時も入れているワケでは無い
ただ今度貴様と対峙する時に役に立つと思ったので入れていただけだ」
「運を見方につけるなんて・・・お前 根っからの勝負師なんだな」
「貴様に言われたく無いな 遊戯アンティルールをいただくぞ」
遊戯の横に立ちそう言うと軽く遊戯の唇に己のを軽く押し当てすぐに離れた
「いいぜ・・・今夜一夜だけお前のモノになってやる」
そう言うと2人は、隣の寝室に姿を消しました。
も〜デュエルネタやりたくない!!
カードのコンボ思いつかないんですもん
一先ずここで第一章終わり〜
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