月華双月 -Vol.5-
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もう1人の僕の為に・・・
ユギは、この世界に居る筈であるセトを探していた。
しかし彼の行方は、掴めずユギ達がこの世界に滞在出来る時間もほんの僅か
許された時間内にセトを探し出したかった。
最悪の場合は、海馬に遊戯を託し海馬にセトを探し出してもらおうと思っていた。
ユギは、いろいろと思案していると遊戯とセトが分かれた日の夜を思い出していた。

あの晩に何かヒントが在る筈なんだ・・・
何か・・・そう彼らを繋ぐ何かが・・・

「ユギ様どうされたんです??」
呑気な声で尋ねる[ブラック・マジシャン・ガール]
[ブラック・マジシャン・ガール]は、遊戯達の身辺護衛の為に同行してこの世界に来ていた。
「・・・」
[ブラック・マジシャン・ガール]を見てユギは、あの日の晩の事を思い出した。
あの日の晩 確か遊戯は、セトの為に・・・
「[ブラック・マジシャン・ガール]・・・君は師匠と連絡を取り合ったり出来るの?」
「あはvvv連絡なら師匠以外の方と取り合ってますよ〜」
ユギは、藁おも掴む思い出で
「誰と連絡取ってるの?」
「キサラさんです〜・・・ア・・・」
そこまで言って[ブラック・マジシャン・ガール]は、しまった〜と言う表情をしたが後の祭り
「キサラって確かセトに使えていた女性だよね?」
肩を落とす[ブラック・マジシャン・ガール]に尋ねると
「はぃ〜そうです・・・師匠に言われてたんです・・・」
「彼女の居所教えて!!」
「はぃ〜判りました・・・」
[ブラック・マジシャン・ガール]は渋々と玄関にユギは、満面の笑みで玄関に
2人それぞれの思い出で出かけたのです。

1時間後 携帯のメールを確認し部屋から出て来た遊戯・・・
遊戯は、ユギに出掛ける事を告げようとしたのですが誰も居ない・・・
仕方が無く一応ユギの携帯にメールで{仕事に行って来る}と書いて
まさかユギが自分の為にセトを探している事を知らず
そしてそのセトの行方が知れるとも知らず・・・


はぁ〜何かよく判らん展開になってきたよ〜
でも後もう少しでこの話しも終わるぞ!!!



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